韓国代表キム・ミヌは日本のパフォーマンスに何を感じた?「差があったのは…」

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2017年12月17日

「僕たちは良い準備をできていた」

左サイドハーフとして先発フル出場したキム・ミヌ(12番)。鳥栖時代と同じようにダイナミックな動きでチームを活性化させた。(C)SOCCER DIGEST

画像を見る

[E-1サッカー選手権]日本1-4韓国/12月16日/味の素スタジアム
 
 12月16日にE-1選手権の最終戦が味の素スタジアムで行なわれ、4-1で韓国が日本に勝利した。この一戦では2010年から2016年まで鳥栖でプレーしたキム・ミヌが韓国代表の左サイドハーフとして先発フル出場した。日本の特長をよく知る男は、ライバル国のパフォーマンスをどう感じたのか。
 
「試合前にはショートパスでの崩しやカウンターの速さを警戒していましたが、今日の日本にはそれが見られませんでした。前の2試合(北朝鮮戦、中国戦)とは違ったパフォーマンスでしたね」
 
 先制された韓国は、13分にキム・シンウクのゴールで同点に追い付くと、攻勢を強めて4ゴール。韓国の完勝と言えるゲーム内容となったが、キム・ミヌは両国にはメンタルの差があったのではないかと口にする
 
「僕たちは良い準備ができていました。前半早々に失点したのは残念でしたが、内容もスコアも日本を上回れました。中途半端なセカンドボールを身体を張ってモノにできましたし、日本よりよく走りました。メンタル面、勝ちたいという気持ちで日本と差があったのではないかと感じます」
 
 試合後にはブーイングを浴びた日本代表だが、サポーターも戦う姿勢を欠いたチームに憤りを覚えていたのかもしれない。キム・ミヌは「ワールドカップへ向けてまだ修正点は多い」と話したが、日本と比べれば、確かな手応えを得られたはずだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

【日本代表PHOTO】E-1選手権・第3戦の韓国戦。4失点の惨敗で優勝ならず…
【関連記事】
【日本1-4韓国|採点&寸評】GK中村は韓国の波に呑み込まれ、キャプテンの昌子も乱調。攻撃陣も噛み合わず、耐え難い逆転負け
金田喜稔が韓国戦を斬る!「ショックな敗戦。ハリルにこのまま任せていいのか疑問符が」
芸術FKを決めた元Jリーガーのチョン・ウヨンが語るハリルジャパン「負ける気はしなかった」「ロングボールが前より増えた」
あまりの惨敗に田嶋会長が激怒!「日本代表選手としての誇りを持ってるのか」
「日本はまるで怖さがない」「攻守両面で圧倒!」韓国メディアがハリルジャパンをバッサリ!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ