韓国代表の指揮官と主将が優勝宣言!「我々は勝つために日本に来たんだ」

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月07日

12月16日の最終日、ハリルジャパンと雌雄を決する

欧州組を欠くなかで、韓国代表はどんなチームパフォーマンスを見せるのか。注目の日韓戦は最終節に行なわれる。(C)Getty Images

画像を見る

 12月6日、E-1東アジア選手権に出場する韓国代表の選手団が成田空港に到着。さっそく東京都内の合宿地に向かい、軽いトレーニングで汗を流した。
 
 前回の2015年大会で優勝を飾り、連覇が懸かる韓国。チームを率いるシン・テヨン監督と主将でFC東京所属のCBチャン・ヒョンスが韓国メディアの取材に応え、全国紙『中央日報』や『スポーツ・ソウル』紙などがその模様を伝えている。
 
 ワールドカップ予選終盤に吹き荒れたバッシングを乗り越えたのが、シン・テヨン監督だ。11月のテストマッチでコロンビアに2-1で勝利し、セルビアとは1-1のドロー。今大会は日本と同様に欧州組を欠くメンバー構成で、ワールドカップ本大会に向けた戦力の底上げが最大の目的だという。
 
「もちろん、我々は勝つために日本に来た。その一方で、これまでチャンスを与えられなかった選手の力量を見極めたいとも考えている。非常に良い準備をしてきたし、日本では結果と内容の両方を追い求めたいと思う。まずは初戦の中国戦だ。しっかり分析し、勝利でスタートを切りたい」
 
 指揮官にとって日本はどんな場所なのか? そう問われると、「楽しい思い出しかない。監督としても選手としてもね」と返答。代表チームの一員としては日韓戦でほぼ負け知らずの戦績で、監督としては2010年のアジア・チャンピオンズリーグで城南一和を率い、国立競技場で行なわれた決勝でゾブ・アハン(イラン)を3-1で下し戴冠している。相当に縁起が良いようだ。
 
 そして、キ・ソンヨン(スウォンジー・シティ)に代わってキャプテンマークを腕に巻くチャン・ヒョンスも、自信満々にこう意気込みを語った。
 
「蔚山でのトレーニングは素晴らしく、チームとしてすごく良い雰囲気で日本に来れたと思う。ワールドカップに向けて大きなアピールの場になるし、個人でもチームでも、この3試合できっちり結果を出したい。かならず連覇を成し遂げたいし、僕たちのモチベーションはすごく高いよ。個人的に会場(味の素スタジアム)は慣れ親しんでいる場所。失点をゼロに抑えつつ、チームを勝利に導きたい」
 
 韓国の登録メンバー22名のうち、Jリーグ組はこのチャン・ヒョンスを含め、GKキム・スンギュ(ヴィッセル神戸)、GKキム・ジンヒョン(セレッソ大阪)、DFチョン・スンヒョン(サガン鳥栖)の4選手。かつてジュビロ磐田やガンバ大阪でプレーしたFWイ・グノ(江原FC)もメンバー入りを果たした。韓国は12月9日に中国戦、12日に北朝鮮戦、そして最終日の16日に日本と雌雄を決する。
【関連記事】
"死の組"入りに韓国メディアが悲鳴…「勝点3どころか1を得るのも難しい」
日本のW杯組み分けに韓国メディアが嫉妬?「50%の確率で日本に負けた」「韓国にH組を引き当ててほしかった」
謎多き北朝鮮代表の現状は? 協会幹部の李康弘理事長を直撃!
【E-1サッカー選手権】スタメン候補は? 公開練習から見えた日本代表の最新序列
“日本代表の10番”に大島僚太が「アディダスの選手じゃなくていいのかな」
ポーランドメディアが日本代表の“サムライ・スピリット”を警戒! 「諦めを知らないアジアの象徴」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ