香川は味方の退場もあって出番なし
10月14日(現地時間)、ブンデスリーガ第8節が行なわれ、ドルトムントは2-3でRBライプツィヒに敗れた。
ここまで6勝1分けで首位を走るホームのドルトムントでは、香川真司がベンチスタート。一方のライプツィヒは、点取り屋のヴェルナーが前節に続いて負傷のため、スタメンを外れた。
試合は開始3分で早くも動く。最終ラインでライプツィヒのイルザンカーがバックパスを出そうとしたところをカットしたオーバメヤンが、独走からGKとの1対1を難なく制してドルトムントに先制点をもたらした。
ミスでホームチームのリードを許してしまったライプツィヒだが、全く意に介さず、攻勢に転じてチャンスを創出していく。8分にはオギュスタンが抜け出し、最初の決定機を迎えた(GKビュルキが好セーブ)。
そして10分、FKからハルシュテンベルクのヘッドでの折り返しを、ゴール前で待ち構えたザビツァーがやはりヘッドで詰め、早くもアウェーチームは追い付いた。
ジグナル・イドゥナ・パルクでのリーガの試合といえば大方、ドルトムントが攻め続け、相手は守りを固めてカウンターを狙うというのがいつもの光景だが、調子を上げて4位まで浮上してきたライプツィヒは、優れたタレントと高度な連係を武器に、敵地で真っ向勝負を挑んだ。
25分には、ブルーマが左サイドからスピードに乗ったドリブルを仕掛け、ゴールライン際を突き進み、ビュルキの股間を通すラストパス。これを中央でポウルセンが合わせ、ついに逆転に成功する。
対するドルトムントも、多くの好機を生み出した。ヤルモレンコがチャンスメーカーとなって幾度も質の高い縦パスを送り、13分にはオーバメヤンに決定機を提供。41分にはカストロが抜け出し、オーバメヤン、ヤルモレンコを経て、最後はフィリップが決定的なシュートを放つが、どちらもGKグラーチのファインセーブに阻まれた。
アウェーチームにリードを許して前半を終えたドルトムント。彼らは後半、開始から2分で窮地に立たされる。ペナルティーエリア内に侵入したオギュスタンを押し倒したパパスタソプーロスが退場処分となったのだ。そしてオギュスタンのPKは、ビュルキの逆を衝いて決まった。
2点のビハインドと数的不利……。一進一退の攻防は完全にそのバランスが崩れるかと思われたが、それから7分後、イルザンカーがオーバメヤンを倒して2度目の警告を受けたことで、また試合の流れは変わった。
10人同士の対決で主導権を握ったのはドルトムント。一気に攻勢に転じ、62分にはオーバメヤンがウパメカノにファウルを受け、ビデオ判定の末にPKをゲットする。今シーズンもバイエルンのレバンドフスキと得点王を争うオーバメヤンは、グラーチの逆を衝いて、単独首位となる通算10点目をマークした。
同点、さらには勝ち越しも狙ってさらに攻撃のギアを上げたドルトムントだったが、オーバメヤンのクロスにカストロが懸命に伸ばした足は届かず、ヤルモレンコの渾身のヘッドはグラーチの正面へ。そしてアディショナルタイムには、オーバメヤンが相手DFのミスから決定機を得たが、ここでもグラーチの牙城は崩れなかった。
5分のアディショナルタイムを経て、ドルトムントは今シーズン初となるリーガでの黒星。そしてホームでは、2015年4月以来、41試合続いていたリーガ無敗記録もストップすることになった。
香川に出番は訪れなかった。パパスタソプーロスの退場によるバルトラ緊急出場がなければ、後半の1点が欲しい時間帯に、攻撃に勢いも変化をつけられる彼の投入があったかもしれない。
新体制で大勝したバイエルンに勝点2差、3位に浮上したライプツィヒに3差と迫られたドルトムントは来週、ミッドウイークでチャンピオンズ・リーグ(BATEボリソフ戦)、週末にアウェーでのフランクフルト戦に臨む。
ここまで6勝1分けで首位を走るホームのドルトムントでは、香川真司がベンチスタート。一方のライプツィヒは、点取り屋のヴェルナーが前節に続いて負傷のため、スタメンを外れた。
試合は開始3分で早くも動く。最終ラインでライプツィヒのイルザンカーがバックパスを出そうとしたところをカットしたオーバメヤンが、独走からGKとの1対1を難なく制してドルトムントに先制点をもたらした。
ミスでホームチームのリードを許してしまったライプツィヒだが、全く意に介さず、攻勢に転じてチャンスを創出していく。8分にはオギュスタンが抜け出し、最初の決定機を迎えた(GKビュルキが好セーブ)。
そして10分、FKからハルシュテンベルクのヘッドでの折り返しを、ゴール前で待ち構えたザビツァーがやはりヘッドで詰め、早くもアウェーチームは追い付いた。
ジグナル・イドゥナ・パルクでのリーガの試合といえば大方、ドルトムントが攻め続け、相手は守りを固めてカウンターを狙うというのがいつもの光景だが、調子を上げて4位まで浮上してきたライプツィヒは、優れたタレントと高度な連係を武器に、敵地で真っ向勝負を挑んだ。
25分には、ブルーマが左サイドからスピードに乗ったドリブルを仕掛け、ゴールライン際を突き進み、ビュルキの股間を通すラストパス。これを中央でポウルセンが合わせ、ついに逆転に成功する。
対するドルトムントも、多くの好機を生み出した。ヤルモレンコがチャンスメーカーとなって幾度も質の高い縦パスを送り、13分にはオーバメヤンに決定機を提供。41分にはカストロが抜け出し、オーバメヤン、ヤルモレンコを経て、最後はフィリップが決定的なシュートを放つが、どちらもGKグラーチのファインセーブに阻まれた。
アウェーチームにリードを許して前半を終えたドルトムント。彼らは後半、開始から2分で窮地に立たされる。ペナルティーエリア内に侵入したオギュスタンを押し倒したパパスタソプーロスが退場処分となったのだ。そしてオギュスタンのPKは、ビュルキの逆を衝いて決まった。
2点のビハインドと数的不利……。一進一退の攻防は完全にそのバランスが崩れるかと思われたが、それから7分後、イルザンカーがオーバメヤンを倒して2度目の警告を受けたことで、また試合の流れは変わった。
10人同士の対決で主導権を握ったのはドルトムント。一気に攻勢に転じ、62分にはオーバメヤンがウパメカノにファウルを受け、ビデオ判定の末にPKをゲットする。今シーズンもバイエルンのレバンドフスキと得点王を争うオーバメヤンは、グラーチの逆を衝いて、単独首位となる通算10点目をマークした。
同点、さらには勝ち越しも狙ってさらに攻撃のギアを上げたドルトムントだったが、オーバメヤンのクロスにカストロが懸命に伸ばした足は届かず、ヤルモレンコの渾身のヘッドはグラーチの正面へ。そしてアディショナルタイムには、オーバメヤンが相手DFのミスから決定機を得たが、ここでもグラーチの牙城は崩れなかった。
5分のアディショナルタイムを経て、ドルトムントは今シーズン初となるリーガでの黒星。そしてホームでは、2015年4月以来、41試合続いていたリーガ無敗記録もストップすることになった。
香川に出番は訪れなかった。パパスタソプーロスの退場によるバルトラ緊急出場がなければ、後半の1点が欲しい時間帯に、攻撃に勢いも変化をつけられる彼の投入があったかもしれない。
新体制で大勝したバイエルンに勝点2差、3位に浮上したライプツィヒに3差と迫られたドルトムントは来週、ミッドウイークでチャンピオンズ・リーグ(BATEボリソフ戦)、週末にアウェーでのフランクフルト戦に臨む。