【日本代表】あの超絶クロスは必然か、偶然か。長友佑都が明かす”先制弾秘話”

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2017年09月01日

「ニアのところをこえれば、何か起こるかなと」

見事なクロスから浅野のゴールをアシストした長友。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

[W杯アジア最終予選]日本 2-0 豪州/8月31日/埼玉

 0-0で迎えた前半の40分過ぎ、長友佑都は井手口陽介からの縦パスを左サイドで受けると「最初は縦に勝負しようと思った」。
 
 しかし、「対峙した7番の選手(マシュー・レッキー)が縦を警戒してきたので」、ここでクロスという選択肢が浮かんだ。
 
 長友はその時、「(浅野拓磨の)裏を取りに行った」動きは見えていたという。そしてクロスを入れようとした直前の心境はこうだ。
 
「CBの裏の、ニアのところをこえれば、何か起こるかなと。怖いボールを入れたかった」
 
 その狙い通り、長友は浅野の位置を確認してクロスを送った。右足から蹴り出されたボールはまるで磁石のように浅野の足もとに届いた。
 
 ゴール前に抜け出した浅野は左足で合わせただけ。日本に歓喜を呼び込んだあの先制弾は、長友の臨機応変な判断とイメージを具現化できる技術があったからこそ生まれた得点だった。

【PHOTO】日本×オーストラリアの美女サポーターたち♥
【関連記事】
【豪州戦|戦評】”モンスター”井手口が本領を発揮できた背景には…
【W杯アジア予選/采配検証】ハリルの揺らがなかった信念。その手腕は認めざるを得ない
「日本にやってもらうしかない」自力突破消滅の“サッカルーズ”に豪メディアが嘆き
【日本代表】韓国の2大紙はハリルジャパンの快勝劇をどう伝えたのか
「5万9492人の観衆を狂喜乱舞させた」AFC公式サイトが日本代表を激賞!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ