現地時間２月19日、オーストリア・ブンデスリーガ22節で首位のザルツブルクはリートと対戦した。
 
　この試合で最も光ったのが、ザルツブルクの南野拓実だった。23分に左足で勝ち越し弾を決めれば、直後の24分には味方の折り返しを沈めた。後半に入ってもその勢いは止まらず、59分に今度は右足でネットを揺らし、ハットトリックを達成したのだ。
 
　結局、試合は６-１でザルツブルクが勝利。この大勝に貢献した南野を地元メディアも大絶賛している。
 
　ウィーンの地元紙『kurier』は、「試合は南野祭だった。レッドブル・ザルツブルクは彼のおかげで全ての上に立っている。日本人のアタッカーは６ゴールを決めたチームの大勝に貢献した」と南野の貢献度を高く称賛した。
 
　さらにオーストリア・メディア『derstandard』は、「力技のザルツブルクショー」とチームの大勝を伝え、「南野拓実がトリプルパック（ハットトリック）を決め、今シーズンのゴール数を９に伸ばし、ゴールランキングもリーグ２位タイに躍り出た」とこちらもゴールという目に見える結果を残した南野を称えた。
 
　また、同紙は、「南野はヨシプ・ラドジェビッチのゴールもアシストし、攻撃面で大きな役割を担った」と、ゴール以外の働きも光っていたことを報じた。
 
　地元紙から大絶賛を浴びた南野は試合後、「今日は試合前から良いフィーリングでした。何よりも勝利できたことが重要です。ハットトリックができて嬉しいです」と語った。今後のパフォーマンスにも要注目だ！