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【岡山】中盤の柱は矢島慎也から「もう後がない」石毛秀樹へ。清水で生まれた才能は進化を遂げられるか

カテゴリ:Jリーグ

寺田弘幸

2017年02月17日

「本当に強い気持ちを持って岡山にやってきました」

清水から新加入の石毛。新天地で一皮むけられるか。写真:寺田弘幸

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 2月15日に行なわれた広島とのトレーニングマッチ。石毛秀樹は攻守に関わろうと懸命にピッチを駆け回った。長澤徹監督に与えられているポジションはボランチ。「たくさんボールを触りながらリズムを作った方が自分の良さが出る。楽しくやれています」と背番号8は、生まれ育った清水を離れ、新天地で任されたポジションにやりがいを感じて取り組んでいる。
 
 しかし、広島を相手にしてボールを触る回数を増やすことは容易ではない。前半は守備に奔走することになって存在感を示せない時間が続いた。
 
 むろん、それは石毛ひとりだけの問題ではない。「守る時間が長くなるってことはみんなで話していた」という石毛は、チーム全体で我慢強く戦っているなかで、必死に相手に食らいついた。試合後、石毛が最初に口にしたのも守備面への手応えだった。
「ボックスの中で身体を張ることだったりプレスバックして守備をすることはやれていたと思う」
 
 しかし、前半の45分間は石毛にとって納得できるものではなかった。「前半は自分がボールを触る回数が少なかったから、1トップの(藤本)佳希君に入れるパスが長いパスが多くなった。なので、佳希君も収めづらかったと思う」と前半の問題点を感じて臨んだ後半は、積極的にボールを受けて打開策を提示していった。
 
「後半は(伊藤)大介君と(関戸)健二君と3人で細かいパスを回して全体のラインを上げながら佳希君にパスを出せるようになった。後半は良くなったと思うし、1試合の間で進化を感じられたのは良かった」
 石毛は試合中に起きた問題をピッチ上で解決できたことに確かな手応えを掴んでいた。
 
「本当に強い気持ちを持って岡山にやってきました。去年は自分にとって満足のまったくできないシーズンになってしまったので、勝負の年として今年は何事にも強い気持ちを持ってチャレンジしていって、自分が成長できるようにやっていきたい」
 新体制発表会見で語った言葉に嘘偽りがないことを石毛はプレシーズンから示している。
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