ミランがフィオレンティーナのPK失敗で命拾いして勝点1を拾う。本田はまたも出番なし

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年09月26日

オープンな展開になるも互いにゴールは生まれず。

ミランはエースのバッカ(右)を含めてゴールを奪えず、スコアレスドローに終わった。写真:Alberto LINGRIA

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フィオレンティーナ対ミラン戦のフォーメーション図

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 現地時間9月25日、アルテミオ・フランキでセリエA6節のフィオレンティーナ対ミラン戦が開催された。
 
 フィオレンティーナは前節のウディネーゼ戦から1トップをババカルからカリニッチ、右WGをテージョからベルナルデスキ、左CBをドゥ・メオからサルセドに変更。一方のミランは前節のラツィオ戦と同じスタメンで、本田は6試合連続のベンチスタートとなった。
 
 試合は序盤から互いに撃ち合う展開になるも、なかなか決定機には繋がらず、17分にペナルティーエリア内でニアングが放ったシュートもバーの上を越えた。
 
 そんな中で22分、フィオレンティーナがビッグチャンスを掴む。イリチッチのクロスに反応したボルハがゴール前でカラブリアに倒されて、PKを獲得したのだ。
 
 しかし、イリチッチが蹴ったシュートは右ポストに当たって大きく弾かれる。これまでセリエAでは8本連続でPKを成功させてきたイリチッチだが、9本目にして初めて失敗した。
 
 その後もややオープンな展開が続き、とりわけフィオレンティーナが主導権に握って攻め込むが、ゴールネットは揺れず、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。
 
 後半も互いに陣形が間延びして攻守の入れ替わりが激しい展開が続くも、両GKの好セーブもあってなかなかゴールには繋がらない。
 
 そんな中、59分にフィオレンティーナはゴンサレスに代えてベシーノを入れ、サンチェスを3CBの中央に回した。一方のミランも67分に足を痛めたニアングを下げてロカテッリをアンカーに入れ、ボナベントゥーラを左ウイング、モントリーボを左インサイドハーフに移した。
 
 ミランは79分にボナベントゥーラに代えて本来左SBのアントネッリを投入し、そのまま左ウイングに入れる。直後の82分にバッカがペナルティーエリア内で振り向き様にボレーシュートを放つも、惜しくもゴールの枠を外した。
 
 さらにミランは87分にバッカをL・アドリアーノを代えて交代枠を使い切り、本田の出場機会はなくなった。そのL・アドリアーノは試合終了間際にペナルティーエリア内でトモビッチに倒されるも、笛は鳴らなかった
 
 結局、試合はこのままスコアレスドローで終了。ミランは3試合連続でクリーンシートを達成するも、攻撃の連携とアイデアの不足という課題が改めて浮き彫りになった。

6試合連続のベンチスタートとなった本田。前節は終盤投入されたが、この日は出番が訪れなかった。写真:Alberto LINGRIA

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