惜しむ声、批判……メッシの代表引退宣言に対して反応は様々

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年06月28日

「マラドーナは代表を見捨てなかった」「バルサを選んだ」…etc.

ここでもマラドーナと比較されてしまうメッシ。これを止めるには、皆の希望通りに代表キャリアを続行してタイトルを獲得するしかない!? (C) Getty Images

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 コパ・アメリカ・センテナリオの決勝で、PK戦の末にチリに敗れた後、アルゼンチン代表を引退すると宣言したリオネル・メッシ。「これほどやっても勝てないなんて、自分には向いていないのだろう。もう終わりだ」とのコメントを残している。
 
 PK戦では自身が1番手で登場しながら枠を外してしまい、失意と同時に大きな責任を感じていただろう。また、ことごとくタイトルを取り逃がし、過去に批判をされたこともあって、ウンザリしてしまったのかもしれない。
 
 あるいは、現在、機能停止状態にあり、先日もインスタグラムで批判したAFA(アルゼンチン・サッカー協会)への抗議の意味もあるだろう。
 
 こうした理由や背景はさておき、当然ながら引退宣言に対する反響は非常に大きく、様々な反応が寄せられている。
 
 母国アルゼンチンのスポーツ紙『オレ』は「レオ、行かないで!」との見出しで、メッシに引退撤回を求めている。もちろん、国民の多くが同じ考えであることは言うまでもない。
 
 一方、イタリアの『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、一般からの批判的な意見を紹介。そのなかには「マラドーナはアルゼンチンを見捨てなかった」「代表ではなくバルサを選んだ」「そんなにバルサでプレーする方がいいのか?」などといった辛辣な言葉が並んでいた。
 
 元イングランド代表のストライカー、ガリー・リネカーは、自身のツイッターで「翻意して、もう一度ワールドカップに挑戦してほしい」とのメッセージを送っている。
 
 前述の『オレ』がツイッターで、「#NotevayasLeo(レオ、行かないで)」というハッシュタグを拡散させるなど、メッシの代表引退を阻止しようと、様々な動きがあり、それはますます拡大、活発化していきそうだ。
 
 果たして、メッシはこの先、考え直して再び白と水色のユニホームに袖を通すことはあるのだろうか。理由はどうであれ、やはり29歳での引退はあまりに早すぎるし、アルゼンチンに、メッシの代わりはまだ存在しない。
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