J１リーグ ２ndステージ・11節
川崎フロンターレ　–　名古屋グランパス
９月19日（土）／19:00／等々力陸上競技場
 
川崎フロンターレ
２ndステージ成績（10節終了時）：９位　勝点14　４勝２分４敗　14得点・13失点
年間成績（27試合終了時）：６位　勝点44　13勝５分９敗　46得点・39失点
 
【最新チーム事情】
●３バックと４バックの両方を練習。名古屋戦のスタートは３-４-３か。
●負傷離脱していた山本が全体練習に合流。
●前節の甲府戦で存在感の薄かった中野だが、練習では引き続き好調をキープ。
●甲府戦で足を痛めた田坂が、週の途中から全体練習に復帰。プレーに支障はない様子。
●大久保は、J１通算150点まであと1ゴール。
 
【担当記者の視点】
　前節の甲府戦では、自分たちのミスからピンチを招く場面もあったが、小林や田坂の先発復帰で攻撃が活性化し、３ゴールを叩き込んだ。連敗を３で食い止め、攻撃に活気が出てきたのは収穫と言える。
 
　甲府戦で光ったのは、３バックと４バックの併用だ。３バックで試合に臨むと、４バックに変更して勝ち越しに成功し、最後は再び３バックに戻して逃げ切った。臨機応変のシステム変更で勝利を手繰り寄せただけに、名古屋戦でもふたつのシステムを状況に応じて使い分ける可能性がある。
 
　注目は小林だ。甲府戦で２アシストと活躍したうえ、大久保とのコンビネーションも以前のような輝きを見せつつある。田坂を含めた３人の呼吸も合ってきただけに、名古屋戦でも攻撃が爆発するか。また、先発に定着しつつある中野のプレーも興味深い。持ち味のドリブルでサイド攻撃に変化をつけたい。