倉田の渾身のミドルがネットを揺らす。
アジア・チャンピオンズリーグの準々決勝、G大阪対全北現代の第2戦が万博記念競技場で行なわれた。試合は3-2でG大阪が勝利し、2戦合計3-2(第1戦は0-0)で準決勝へ駒を進めた。
立ち上がりからお互いにチャンスを作った試合は、早くも13分にスコアが動く。先制したのは、アウェーの全北現代。セットプレーのセカンドボールを拾ったパク・ウォンジェがシュートを放ち、ブロックに入った丹羽のハンドを誘う。このプレーで得たPKをレオナルドが決めた。
しかし、G大阪は1分後に、こちらもセットプレーから1点を返す。全北現代のオフサイドトラップかいくぐった阿部がどフリーでボールを受け、横パスを受けたパトリックがゴールに流し込んだ。
その後、G大阪はパトリックのスピードを活かしたカウンターやCB丹羽を起点とする遅攻でチャンスをうかがうも、ゴールには至らずに1-1で前半を折り返した。
後半も一進一退の攻防が続いたが、最初に決定的なチャンスを作ったのはG大阪だった。左サイドを抜け出したパトリックがクロスを上げ、倉田が横に流したボールを阿部がシュート。しかし、ブロックに入ったDFにクリアされる。
アウェーゴールを奪われたため、準決勝進出のためには90分以内での勝利が必要になったG大阪は、65分に二川に代えてリンス、オ・ジェソクに代えて米倉を投入。2トップにして前線の枚数を増やすと、左SBの藤春も頻繁に高い位置に進出して圧力をかけた。
そうして攻勢を強めるなか迎えた76分、中盤でフリーになった倉田が思い切り良くミドルを放つと、これが相手DFに当たってコースが変わり、待望の2点目を奪う。
G大阪はその後、途中出場のウルコ・ベラに同点弾を食らったものの、土壇場で底力を発揮。アディショナルタイムに米倉が値千金の決勝点をねじ込み、粘る全北現代を振り切った。
第2戦を3-2でものにしたG大阪は、2戦合計で3-2と勝利し、柏を下した広州恒大の待つ準決勝に駒を進めた。
なお、準決勝の第1戦では、この試合で警告を受けた丹羽が出場停止となる。
立ち上がりからお互いにチャンスを作った試合は、早くも13分にスコアが動く。先制したのは、アウェーの全北現代。セットプレーのセカンドボールを拾ったパク・ウォンジェがシュートを放ち、ブロックに入った丹羽のハンドを誘う。このプレーで得たPKをレオナルドが決めた。
しかし、G大阪は1分後に、こちらもセットプレーから1点を返す。全北現代のオフサイドトラップかいくぐった阿部がどフリーでボールを受け、横パスを受けたパトリックがゴールに流し込んだ。
その後、G大阪はパトリックのスピードを活かしたカウンターやCB丹羽を起点とする遅攻でチャンスをうかがうも、ゴールには至らずに1-1で前半を折り返した。
後半も一進一退の攻防が続いたが、最初に決定的なチャンスを作ったのはG大阪だった。左サイドを抜け出したパトリックがクロスを上げ、倉田が横に流したボールを阿部がシュート。しかし、ブロックに入ったDFにクリアされる。
アウェーゴールを奪われたため、準決勝進出のためには90分以内での勝利が必要になったG大阪は、65分に二川に代えてリンス、オ・ジェソクに代えて米倉を投入。2トップにして前線の枚数を増やすと、左SBの藤春も頻繁に高い位置に進出して圧力をかけた。
そうして攻勢を強めるなか迎えた76分、中盤でフリーになった倉田が思い切り良くミドルを放つと、これが相手DFに当たってコースが変わり、待望の2点目を奪う。
G大阪はその後、途中出場のウルコ・ベラに同点弾を食らったものの、土壇場で底力を発揮。アディショナルタイムに米倉が値千金の決勝点をねじ込み、粘る全北現代を振り切った。
第2戦を3-2でものにしたG大阪は、2戦合計で3-2と勝利し、柏を下した広州恒大の待つ準決勝に駒を進めた。
なお、準決勝の第1戦では、この試合で警告を受けた丹羽が出場停止となる。