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【J1採点&寸評】神戸×鳥栖|スタジアム変更の効果(!?)が実り、神戸が大量7ゴールで鳥栖を一蹴!

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2015年08月30日

左サイドで出色の出来を見せた相馬をMOMに。

【警告】神戸=なし 鳥栖=なし
【退場】神戸=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】相馬崇人(神戸)

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【試合内容】
 一進一退の攻防が続くなか、先手を取ったのは鳥栖だった。26分、高橋のパスに抜け出した豊田が4シーズン連続の15得点到達となるメモリアルゴールを奪う。
 
 しかしその後は「課題のセットプレーで失点しダメージを受けた」と鳥栖の森下監督が語ったように、CKの流れから同点に追い付いた神戸が試合を支配。前半アディショナルタイムには、相馬のクロスにレアンドロが合わせて逆転した。
 
 神戸は後半、相馬のオーバーラップやカウンターから次々にチャンスを作り、合計7ゴールを奪取。悪質なピッチ状況によるスタジアム変更が奏功してか、ホーム2連勝を飾った。

【J1 PHOTOハイライト】2ndステージ・9節
 
 
【チーム採点・寸評】 
神戸 7
先制を許すも相手の2ボランチと鎌田にプレスをかけ続け、鳥栖を分断。狙いのカウンターと相馬の攻め上がりを活かし、攻守で鳥栖を圧倒した。
 
鳥栖 5
先制するまでは良かったが、7失点した守備はお世辞にも褒められない。セットプレー以外の対応にも問題は見られ、いとも簡単にゴールを許した。
 
【神戸|採点&寸評】                          
GK      
22 山本海人 6    
前半はピンチらしいピンチがないなか、唯一の決定機を豊田に決められた。後半は藤田のFK、豊田のダイビングヘッドをセーブするなどチームの快勝にひと役買った。

DF
25 奥井 諒 5.5     
左の相馬が圧巻のパフォーマンスを見せたため存在感はやや希薄に。積極性は認めるが、クロスの精度がイマイチだった。守備面ではキム・ミヌ、水沼に粘り強く対応。
 
5 岩波拓也 6.5       
3日前までともにU-22代表キャンプに参加した鎌田を激しいチャージで潰すなど球際の強さが光る。34分に渡邉の同点弾を演出すると、53分にはCKから今季初ゴールを決めた。
 
14 増川隆洋 6     
4試合ぶりの先発出場で気迫のこもったプレーを披露。26分に先制点を許した豊田と迫力あるバトルを展開し、身体を張ったシュートブロックを見せた。
 
3 相馬崇人 7
序盤はやや攻め上がりを自重も、時間の経過とともにギアを加速。レアンドロの勝ち越しゴールをアシストするなど、3得点に絡むパフォーマンスは誰よりも輝いて見えた。
 
MF
16 チョン・ウヨン 6      
鎌田を密着マークし、自由を奪う。得意のミドル、FKで珍しくミスをするなど攻撃面では目立たなかったが、守備面での働きから及第点は妥当だろう。
 
24 三原雅俊 6
素早い寄せで、鳥栖の2ボランチにプレッシャーをかけ続けた。終盤には不慣れな右SBに入り懸命にプレー。50分に放った渾身のミドルは惜しくも防がれた。
 
10 森岡亮太 5.5
相手の2ボランチにプレスをかけるなど、求められたタスクを忠実にこなす。60分に石津のシュートのこぼれ球を詰めてチーム5点目をマークしたが、自陣で簡単にボールを失った前半のプレーは反省材料だ。
 
9 石津大介 7      
序盤から積極的にシュートを狙い、攻撃陣を牽引。レアンドロの勝ち越し弾の起点になり、58分にはDF3人をかわして自らネットを揺らした。
 
19 渡邉千真 7
守備を厭わず、チームの潤滑油として働いた。先制点を奪われた悪い雰囲気のなか、同点ゴールを決め、72分には相馬のクロスに合わせて2点目。大勝の立役者となった。
 
FW
11 レアンドロ 7
前半アディショナルタイムの勝ち越し弾、ミスを見逃さずに奪ったチーム3点目と、相手に与えたダメージは大きかった。後半は安定したポストプレーで、何度もカウンターを発動させた。
 
交代出場                                     
DF
26 山口真司 6
相馬と代わって左SBに入り、リーグ戦デビューを果たす。アーリークロスやパスカットを見せるなど、落ち着いたプレーで上手く試合に入り込んだ。
       
MF
32 前田凌佑 -
試合の締めを任されて出場。豊富な運動量で中盤を駆け回り、鳥栖の攻撃の芽を摘み取るなど、ネルシーニョ監督に求められた仕事を全うした。
 
MF
23 松下佳貴 -
強化指定選手としてベンチ入りし、82分にピッチに立った。ボールに絡むシーンは限られていたが、今後につながる大きな一歩を踏んだ。

監督       
ネルシーニョ 5.5
攻守ともに満足の出来を見せ、試合後には「クラブの記憶に残る試合」と、喜びを語った。大量ゴールを受け、後半には山口、松下をリーグデビューさせる余裕の采配も見せた。
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