「素晴らしい試合ができたと思っているが…」
現地時間10月10日に行なわれたネイションズリーグ決勝で、スペインはフランスに1-2で敗れた。
前半をスコアレスで折り返したスペインは、64分にミケル・オジャルサバルのゴールで先制するものの、66分にカリム・ベンゼマ、80分にキリアン・エムバペにゴールを許し、逆転負けを喫している。
だが、2点目のエムバペのゴールには「オフサイドではないか」という点で議論が紛糾している。スペイン紙『MARCA』が報じるところによれば、アンソニ・テイラー主審はVARチェックの末、DFエリク・ガルシアが意図的にボールに触れ、それがエムバペに渡ったためにオフサイドではないと説明したようだ。だが、MFセルヒオ・ブスケッツは「納得できない」、プレーに関与したE・ガルシアも「僕は明確なオフサイドだったと考えている」とコメントしている。
前半をスコアレスで折り返したスペインは、64分にミケル・オジャルサバルのゴールで先制するものの、66分にカリム・ベンゼマ、80分にキリアン・エムバペにゴールを許し、逆転負けを喫している。
だが、2点目のエムバペのゴールには「オフサイドではないか」という点で議論が紛糾している。スペイン紙『MARCA』が報じるところによれば、アンソニ・テイラー主審はVARチェックの末、DFエリク・ガルシアが意図的にボールに触れ、それがエムバペに渡ったためにオフサイドではないと説明したようだ。だが、MFセルヒオ・ブスケッツは「納得できない」、プレーに関与したE・ガルシアも「僕は明確なオフサイドだったと考えている」とコメントしている。
そして、スペイン代表のルイス・エンリケ監督は試合後の記者会見で、このように述べたという。
「ベンチからは明らかにオフサイドポジションに見えた。だが、私は自分がコントロールできないことは語らないと決めているので、それを貫くよ。ノーコメントだ。私はフランスのようなチームを相手に素晴らしい試合ができたことを誇りに思う。最後に選手やサポーターの悲しい表情を見るのは苦い気持ちになるが、メダルは一つ増えたわけですから、また頑張ろう」
だが、好勝負だったからこその残念な判定という見方もある。
同紙のレフェリングに関するコメントを担当する元レフェリーのアルフォンソ・ペレス・ブルル氏は、「信じられない。この判断は明らかに間違っている」と語っている。
「最初にパスが出されたとき、エムバペがディフェンスラインよりも先にいたことを明確にするため、オフサイドラインを明示すべきだった。ラインをなぞりもしない。なぜだ? エムバペは明らかにプレーを妨害し、E・ガルシアがボールタッチをしていようがいまいが、オフサイドじゃないか。全く理解できない誤審だ」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「ベンチからは明らかにオフサイドポジションに見えた。だが、私は自分がコントロールできないことは語らないと決めているので、それを貫くよ。ノーコメントだ。私はフランスのようなチームを相手に素晴らしい試合ができたことを誇りに思う。最後に選手やサポーターの悲しい表情を見るのは苦い気持ちになるが、メダルは一つ増えたわけですから、また頑張ろう」
だが、好勝負だったからこその残念な判定という見方もある。
同紙のレフェリングに関するコメントを担当する元レフェリーのアルフォンソ・ペレス・ブルル氏は、「信じられない。この判断は明らかに間違っている」と語っている。
「最初にパスが出されたとき、エムバペがディフェンスラインよりも先にいたことを明確にするため、オフサイドラインを明示すべきだった。ラインをなぞりもしない。なぜだ? エムバペは明らかにプレーを妨害し、E・ガルシアがボールタッチをしていようがいまいが、オフサイドじゃないか。全く理解できない誤審だ」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部