フォンセカ監督が高く評価と報じる
セリアAのローマが、冨安健洋の獲得に改めて関心を示しているようだ。伊メディア『TuttoBolognaWeb』が報じている。
日本代表DF冨安健洋は、昨夏にベルギーのシント=トロイデンからボローニャに移籍。1年目は本職のCBではなく、右SBで定位置を確保し、リーグ戦29試合出場、1得点・3アシストという数字を残している。
活躍は現地でも高く評価されており、今夏にはイタリア国内外の有力クラブが獲得に関心を寄せていると伝えられていた。そんななか、現地時間8月16日にはかねてから噂のあったローマが、「諦めずに冨安を狙っている」と報じ、移籍交渉に臨む準備があると報じられた。
日本代表DF冨安健洋は、昨夏にベルギーのシント=トロイデンからボローニャに移籍。1年目は本職のCBではなく、右SBで定位置を確保し、リーグ戦29試合出場、1得点・3アシストという数字を残している。
活躍は現地でも高く評価されており、今夏にはイタリア国内外の有力クラブが獲得に関心を寄せていると伝えられていた。そんななか、現地時間8月16日にはかねてから噂のあったローマが、「諦めずに冨安を狙っている」と報じ、移籍交渉に臨む準備があると報じられた。
同メディアによれば、ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督が、SBもCBもこなす冨安を高く評価しているとのこと。しかし、ネックとなるのが移籍金だ。ボローニャ側は2500万ユーロ(約31億2500万円)と提示しており、以前、ワルテル・サバティーニTDはメディアに対して「これでも安すぎるかもしれない」と発言している。
対するローマは、この金額が「高すぎる」と考えており、値下げ交渉に臨む姿勢を見せているという。だが、保有元が売却に前向きではないため、交渉成立は難しいとの見方だ。同メディアは「それでもローマは諦めないだろう」と綴っているが……。
セリエAは9月19日に新シーズンの開幕を迎える。イタリアで2年目を迎える冨安について、ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督はCBで起用する方針を明かしている。
活躍の場がどこであれ、21歳日本人プレーヤーの成長に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部