「やりすぎでは?」との声も…
イングランド・サッカー界のレジェンドが放ったツイートが物議を醸している。
現地時間5月11日、かつてアーセナルなどで活躍した元イングランド代表FWイアン・ライトは、自身のツイッターで、こうつぶやいた。
「私はそういうものを見逃せばいいということは良く分かっている。だが、依然としてこうしたメッセージは私に大きなショックを与える。これは子どもだ!!! 『お前はクソ猿』、『あそこの汚いクソ黒人』。ある青年から私にインスタグラムのダイレクトメッセージで送られてきた。この子は、私への直接ラインで何も恐れることなく、これを送ってきたんだ」
あるフォロワーから人種差別的なメッセージを受けたことを明かしたツイートである。しかも、驚いたことに、そのダイレクトメッセージをスクリーンショットで収めた画像を掲載し、アカウント名を公にしたのだ。かねてから差別問題に異議を唱えてきたライトだけに、怒りが沸点に達したのだろう。
その画像には、「お前の家族が全員憎い」や「コロナにかかったらお前の顔に咳をして、死刑を宣告してやる」という酷いコメントが映し出されている。
差別に対して容赦しないことを示したライトのツイートは、1日で8万以上の「いいね」がつき、リツイート数も2万に達しそうな勢いで拡散されつづけている。
現地時間5月11日、かつてアーセナルなどで活躍した元イングランド代表FWイアン・ライトは、自身のツイッターで、こうつぶやいた。
「私はそういうものを見逃せばいいということは良く分かっている。だが、依然としてこうしたメッセージは私に大きなショックを与える。これは子どもだ!!! 『お前はクソ猿』、『あそこの汚いクソ黒人』。ある青年から私にインスタグラムのダイレクトメッセージで送られてきた。この子は、私への直接ラインで何も恐れることなく、これを送ってきたんだ」
あるフォロワーから人種差別的なメッセージを受けたことを明かしたツイートである。しかも、驚いたことに、そのダイレクトメッセージをスクリーンショットで収めた画像を掲載し、アカウント名を公にしたのだ。かねてから差別問題に異議を唱えてきたライトだけに、怒りが沸点に達したのだろう。
その画像には、「お前の家族が全員憎い」や「コロナにかかったらお前の顔に咳をして、死刑を宣告してやる」という酷いコメントが映し出されている。
差別に対して容赦しないことを示したライトのツイートは、1日で8万以上の「いいね」がつき、リツイート数も2万に達しそうな勢いで拡散されつづけている。
一般人、それもティーンエージャーと思しき青年を世間に晒した行為には、異論も少なくだろう。だが、今回の一件に関しては、ライトの考えに賛同の意を示す各界の著名人も多いようだ。
「彼の両親は誰? 彼の先生は誰? レジェンドが、こんな人種差別的汚物に耐えなければならないなんて申し訳ない」(モーガン・ピアース=イギリスのTVコメンテーター)
「全くもってうんざりだ。こういうクソ野郎はすぐに隠れようとする。だけど、彼(ライト)のような態度でいれば、すぐに見つけられる」(マイケル・ビスピン=イギリスの元総合格闘家)
「本当にうんざりだ。恥ずかしいよ。だが、悲しいことにこれは毎日のように起こってる出来事だ。こういう馬鹿はキーボードの戦士となり、実際に罰を受けることはない」(ダレン・ベント=元イングランド代表FW)
「実に下劣で反抗的だ。インスタグラムはすぐに何かを始めなければならない」(英メディア『TalkSport』)
ライトの行動に称賛が集まる一方で、やはり「おそらく未成年に対してはやりすぎではないか」「違うやり方もあった」という意見も集まっており、今回のツイートはしばらく物議を醸しそうだ。いずれにせよ、人種差別が世界から根絶されるのを願うのみである。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「彼の両親は誰? 彼の先生は誰? レジェンドが、こんな人種差別的汚物に耐えなければならないなんて申し訳ない」(モーガン・ピアース=イギリスのTVコメンテーター)
「全くもってうんざりだ。こういうクソ野郎はすぐに隠れようとする。だけど、彼(ライト)のような態度でいれば、すぐに見つけられる」(マイケル・ビスピン=イギリスの元総合格闘家)
「本当にうんざりだ。恥ずかしいよ。だが、悲しいことにこれは毎日のように起こってる出来事だ。こういう馬鹿はキーボードの戦士となり、実際に罰を受けることはない」(ダレン・ベント=元イングランド代表FW)
「実に下劣で反抗的だ。インスタグラムはすぐに何かを始めなければならない」(英メディア『TalkSport』)
ライトの行動に称賛が集まる一方で、やはり「おそらく未成年に対してはやりすぎではないか」「違うやり方もあった」という意見も集まっており、今回のツイートはしばらく物議を醸しそうだ。いずれにせよ、人種差別が世界から根絶されるのを願うのみである。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部