CLの決勝進出を懸けた激戦での名場面
新型コロナウイルスの影響でスペインのラ・リーガは中断している。まだ再開の目途は立っていないが、少しずつ規制が緩和されており、クラブをトレーニング場を利用しての個人練習が許可された。
レアル・マドリーもジネディーヌ・ジダン監督や選手たちが、まずPCR検査のためにクラブハウス入りするなど、徐々に活動を始めている。
そんななか、公式インスタグラムでは過去の同日に行なわれた名勝負や名ゴールを振り返る「#RMHistory」を日々配信している。5月10日には、2017年に行なわれたUEFAチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝の名シーンが取り上げられた。
前年の決勝と同じ顔合わせとなった宿敵アトレティコ・マドリーとのセミファイナルで、第1レグに3-0と快勝。しかし、圧倒的なアドバンテージを持って迎えた敵地での第2レグは、開始16分までに2点を奪われるなど苦戦し、アグリゲートスコアで1点差まで追い詰められてしまう。
レアル・マドリーもジネディーヌ・ジダン監督や選手たちが、まずPCR検査のためにクラブハウス入りするなど、徐々に活動を始めている。
そんななか、公式インスタグラムでは過去の同日に行なわれた名勝負や名ゴールを振り返る「#RMHistory」を日々配信している。5月10日には、2017年に行なわれたUEFAチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝の名シーンが取り上げられた。
前年の決勝と同じ顔合わせとなった宿敵アトレティコ・マドリーとのセミファイナルで、第1レグに3-0と快勝。しかし、圧倒的なアドバンテージを持って迎えた敵地での第2レグは、開始16分までに2点を奪われるなど苦戦し、アグリゲートスコアで1点差まで追い詰められてしまう。
この劣勢を一瞬で打破したのが、カリム・ベンゼマだった。42分、見事な突破からイスコの値千金のアウェーゴールを呼び込むのだ。
左サイドでクリスチアーノ・ロナウドのスローインを受けた背番号9は、DFを背負いながらもボールをキープする。ゴールライン間際で3人に囲まれるも、見事なダブルタッチでこれを突破し、一気に3人を置き去りにして、トニ・クロースへマイナスのパス。このドイツ代表MFが放ったシュートを、イスコがゴールにねじ込んだのだった。
チームの窮地を救った華麗な技巧のリバイバルに、ファンは歓喜。「つま先に磁石があるのかよ」、「カリムは最高」、「この10年で最も重要な仕事だった」、「いつ見てもほれぼれする」、「魔術師だ!」といったの称賛の声が数多く寄せられた。ベンゼマ本人も反応し、炎の絵文字を残している。
ライバルを撃破して進出した決勝では、4-1でユベントスを粉砕。見事に史上初のCL連覇を達成したのだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部