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「死んでも支持する」「唯一の過ちは…」マラドーナ、パラグアイで電撃逮捕のロナウジーニョに想いを馳せる!

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月26日

逮捕を知った時の想いは?

自身も似た境遇にあったマラドーナ(右)は、災難に見舞われたロナウジーニョにメッセージを残した。 (C) Getty Images

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 世間を驚かせるニュースが世界を駆け巡ったのは、今年3月。元ブラジル代表MFのロナウジーニョが、パラグアイで偽造パスポートを使用したとして、兄のアシスとともに地元警察に逮捕され、刑務所に勾留されたのだ。

 その後、動向が逐一報告されたロナウジーニョは、今月8日に総額160万ドル(約1億7600万円)の保釈金を支払って、条件付きで保釈。現在は刑務所から3キロ離れたダウンタウンにあるホテルで、保護観察を受けながら過ごしているという。

 自らの犯した失態によって、いまだ母国へ戻れていない元スターには、サッカー界からもその身を案じるコメントが殺到している。そんななか、この度、注目を集める発言をしたのが、元アルゼンチン代表の英雄ディエゴ・マラドーナだ。

 自身も過去に麻薬所持や記者へエアガンを打ち込んだ暴力行為によって警察沙汰を起こした経験を持つ、サッカー界の“伝説”は、アルゼンチンの地元紙『El Día』のインタビューで、ロナウジーニョに対する自らの想いを口にした。

「ロナウジーニョに起きた出来事を知った時、俺は悲しくなったよ」
 

 そして、マラドーナはプライベートでも親交があり、自身と似た創造性に溢れたプレースタイルをしていた“後輩”へ、こうメッセージを寄せている。

「彼は決して犯罪者なんかじゃない。ただパラグアイへ仕事に行っただけだよ。彼の唯一の過ちは、いまだに自分をアイドルだと過信していることだ。俺にとって彼はかけがえのない友人だ。たとえ死んでも支持するよ」

 苦境に立たされるロナウジーニョに想いを馳せたマラドーナ。「死んでも支持する」というレジェンドの熱き思いは、元セレソン戦士に届くだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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