「試合前に彼らはしゃべりすぎた。黙っているべき」
3月19日に行われたセリエA第27節、ラツィオ対ローマのローマダービーは、1-0でホームのラツィオの勝利に終わった。だが、ピッチ外での騒動で、試合後も尾を引くことになりそうだ。
前半にロジャール・イバニェスが退場となった一戦は、さらに両軍のテクニカルスタッフが1名ずつ退席処分に。マッティア・ザッカーニの決勝点でラツィオが制した試合後も両軍が揉め、ローマのブライアン・クリスタンテとラツィオのアダム・マルシッチにレッドカードが出された。
合計5人が退場になるほどのナーバスなムードは、イタリア複数メディアによると、ピッチを離れてからも衝突が続いたという。本来ラツィオ陣営が通らないはずのローマのロッカールーム付近でラツィオ選手が挑発し、両陣営が再び小競り合いになったとのことだ。
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がこれを止めようとすると、ロッカールームにいたローマのジョゼ・モウリーニョ監督が登場。ロティート会長に「何を見てるんだ」と言い放ち、ロティートが「お前こそ何を見てる」と言い返したという。
「私はラツィオの会長だ。お前は何者だ。ここは私の家で、好きなように通る。それにお前はいられないはずだぞ」
前半にロジャール・イバニェスが退場となった一戦は、さらに両軍のテクニカルスタッフが1名ずつ退席処分に。マッティア・ザッカーニの決勝点でラツィオが制した試合後も両軍が揉め、ローマのブライアン・クリスタンテとラツィオのアダム・マルシッチにレッドカードが出された。
合計5人が退場になるほどのナーバスなムードは、イタリア複数メディアによると、ピッチを離れてからも衝突が続いたという。本来ラツィオ陣営が通らないはずのローマのロッカールーム付近でラツィオ選手が挑発し、両陣営が再び小競り合いになったとのことだ。
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がこれを止めようとすると、ロッカールームにいたローマのジョゼ・モウリーニョ監督が登場。ロティート会長に「何を見てるんだ」と言い放ち、ロティートが「お前こそ何を見てる」と言い返したという。
「私はラツィオの会長だ。お前は何者だ。ここは私の家で、好きなように通る。それにお前はいられないはずだぞ」
ロティート会長の指摘は、モウリーニョ監督がベンチ入り禁止処分を科されていたからだ。ただ、ローマ側は連盟から許可が下りていたと主張している。
いずれにしても、これによって両陣営が再び小競り合いとなり、ローマのチアゴ・ピントGMらが割って入る事態になったとのこと。イタリアメディアは、連盟担当の報告次第で処分が科される可能性を報じた。
『Gazzetta dello Sport』紙によると、試合で活躍したルイス・アルベルトは、「試合前にしゃべって負けたんなら黙っているべきだ。いつもそうだが、試合前に彼らはしゃべりすぎた。黙っているべきだよ。シンプルなことだ」と話している。
「彼らは試合前、それに試合中もしゃべっていた。彼らはダービーを戦いに来たんじゃないのさ。おしゃべりで挑発しに来たんだ。僕らはとてもうまくやった。プレーしていたのは僕らだけだ。そして勝った。こういう試合は飛躍するためにも勝たなければいけないんだ」
ダービーをシーズンダブルで終えたラツィオは、インテルを抜いて2位に浮上。一方、ローマは5位に転落した。そして両者の差は5ポイントに広がっている。チャンピオンズ・リーグ出場を巡って今後も激しい争いが予想される両チーム。今回の遺恨は影響を及ぼすだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】大荒れとなったローマダービーの模様をチェック
いずれにしても、これによって両陣営が再び小競り合いとなり、ローマのチアゴ・ピントGMらが割って入る事態になったとのこと。イタリアメディアは、連盟担当の報告次第で処分が科される可能性を報じた。
『Gazzetta dello Sport』紙によると、試合で活躍したルイス・アルベルトは、「試合前にしゃべって負けたんなら黙っているべきだ。いつもそうだが、試合前に彼らはしゃべりすぎた。黙っているべきだよ。シンプルなことだ」と話している。
「彼らは試合前、それに試合中もしゃべっていた。彼らはダービーを戦いに来たんじゃないのさ。おしゃべりで挑発しに来たんだ。僕らはとてもうまくやった。プレーしていたのは僕らだけだ。そして勝った。こういう試合は飛躍するためにも勝たなければいけないんだ」
ダービーをシーズンダブルで終えたラツィオは、インテルを抜いて2位に浮上。一方、ローマは5位に転落した。そして両者の差は5ポイントに広がっている。チャンピオンズ・リーグ出場を巡って今後も激しい争いが予想される両チーム。今回の遺恨は影響を及ぼすだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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