パリ・サンジェルマンのリオネル・メッシが、またまたレコードを塗り替えた。
2月1日のリーグ・アン第21節のモンペリエ戦に先発出場したメッシは、パリSGが1点リードで迎えた72分、ファビアン・ルイスのスルーパスに反応して技ありのゴール。3-0での勝利に貢献した。
このゴールで欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)で挙げた得点数を697ゴールとし、クリスティアーノ・ロナウドがこれまで保持していた最多得点記録(696ゴール)を更新し、トップに立った。
697ゴールの内訳は、バルセロナで672ゴール、パリSGで25ゴールとなっている。C・ロナウドが918試合で696ゴールを奪ったのに対し、メッシは83試合も少ない、835試合で新記録を樹立している。
【動画】「余裕ありすぎてやばい」「凄まじい」クロースやバルベルデを置き去りに!古巣マドリ―を翻弄した久保のボール奪取→独走ドリブル→スルーパス
835試合で697ゴールを決めて新記録を樹立
昨年12月末にサウジアラビアのアル・ナスルへと移籍したC・ロナウドが今後、欧州5大リーグで再びプレーする可能性は高くない。
そのため、メッシとC・ロナウドのどちらが現代最高の選手かという議論の答に一つの要素が加わることになるだろう。
ちなみにチャンピオンズリーグ(CL)での通算得点数では、メッシが129ゴールで、C・ロナウドが140ゴールと11点もリードしている。
メッシが今シーズン中にC・ロナウドの記録を上回るのは現実的にはかなり難しいため、記録を更新するためには来シーズンもCLに出場する必要がある。パリSGと契約延長交渉を続けるメッシの決断に注目が集まる
パリSGは、現地時間2月14日にバイエルンとCLラウンド16の第1レグを戦う。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【画像】まさに相思相愛!優勝トロフィーと一緒に仲良くベッドに入るメッシ