浦和の昨季チーム得点王が今季初スタメンで輝きを放った。

　J１・５節の浦和レッズ対ジュビロ磐田は３月19日、埼玉スタジアムで行なわれ、４-１で浦和が快勝した。この試合で今季初スタメンとなったキャスパー・ユンカーが初ゴールを挙げている。
 

　背番号７が魅せたのは１点リードで迎えた11分、敵陣で味方がボールを奪うと、左サイドから江坂任がグラウンダーのクロスを供給。これにユンカーが右足で合わせると、相手GKにいったんは阻まれるが、こぼれ球を冷静なボールコントロールで収め、最後は浮き球を器用に身体を折り畳んで右足でゴールに蹴り込んだ。

　ユンカーはその後、得点こそ奪えなかったものの、チャンスメイクにも奔走し、前半45分間のみのプレーながら、印象的なパフォーマンスを見せた。

　ストライカーの帰還に浦和サポーターも歓喜。ユンカーのゴール動画を掲載したDAZN公式ツイッターの投稿には、「ゴラッソ」「ユンカーが意味わからんボールコントロールをしてる」「上手すぎる」「ユンカー上手すぎでは…」「待ってました！きっと今シーズン爆発です」「ユンカー戻ってきた！」などとコメントが寄せられている。

　ユンカーの初ゴールに、新助っ人ダヴィド・モーベルグのJデビュー弾と好材料が揃った磐田戦の快勝劇。ここから浦和が調子を上げていくのか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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