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【CL バルサ×チェルシー|採点&寸評】2G1Aの活躍で100ゴール到達のメッシが文句なしのMOM!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年03月15日

チェルシー――ポストプレーがまったく機能せず。

1トップで起用されたジルー(右)は、ウンティティ(左)の厳しいマークに苦しみ、指揮官の抜擢に応えられず。(C)Getty Images

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[FW]
10 エデン・アザール 5.5(82分OUT)

ドリブル突破で違いを作ろうとしたが、決定的なシーンを作ることはできず。周囲とも噛み合っておらず、ボールを持ち上がった先で孤立する場面が目に付いた。

18 オリビエ・ジルー 5(67分OUT)
ポストプレーを期待されての起用だったのだろうが、ウンティティの厳しいマークに遭い、ことごとくボールを失いつづけた。不用意なファウルも多く、与えられた役割をまっとうできなかった。

22 ウィリアン 6
守備意識は相変わらず低かったものの、切れ味鋭いドリブルでバルサのプレスをかわし、カンプ・ノウのファンにたびたび冷や汗をかかせた。

 
[交代出場]
FW
9 アルバロ・モラタ 5(67分IN)

試合が決した後の難しいタイミングでの交代だったのは理解できるが、そのプレーからは闘争心がまるで感じられず。ポジショニングのズレなども散見され、敵に脅威を与えることはできなかった。

DF
21 ダビデ・ザッパコスタ 5(67分IN)

終盤、ポスト直撃のリュディガーのヘッドを演出するなど、良いクロスを供給するシーンもあったが、試合を動かすには至らなかった。

FW
11 ペドロ・ロドリゲス -(82分IN)

古巣のファンの温かい拍手を浴びながらアザールに代わってピッチに立ち、そのまま2列目でプレー。

[監督]
アントニオ・コンテ 5

バルセロナとのアウェーゲームを、無失点で切り抜けるのは困難という判断だったのか、前線には守備意識の高いペドロではなく、高さと強さを活かしたポストワークを得意とするジルーを抜擢。しかし、このフランス人ストライカーは、高さと強さを兼備するバルサ守備陣のプレスを掻い潜れず、ミスを連発。その結果、攻撃面はアザールとウィリアンのドリブル突破に依存する形になり、バルサに「守りやすい状況」を与えてしまっていた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●内藤秀明
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