バルセロナ――この日のメッシは最初から最後まで手がつけられず。
[FW]
9 ルイス・スアレス 7.5
相手DFに当たったボールに瞬時に反応して、メッシの先制点をお膳立てする幸先の良い滑り出し。あの瞬発力、判断力は超一流の証だろう。デンベレのゴールの際には相手守備陣を引き付ける動きでスペースを作り、中盤が足りなくなった時は戻って献身的な守備を見せた。そして63分、ふたたびメッシのゴールをアシストした。
☆MAN OF THE MATCH
10 リオネル・メッシ 9
最初から最後まで手がつけられなかった。2分8秒のキャリア最短ゴールの先制点は、右から崩して右足でGKの股間を抜いたもの。20分には中盤でみずから奪って逆襲を展開し、相手を十分に引きつけてデンベレの移籍後初ゴールを演出。後半には先制点と同様にスアレスのアシストからGKの股間を抜いてダメ押し。チャンピオンズ・リーグ通算100ゴールを達成した大エースは、コンディションをさらに高めて、シーズンの終盤に向かう。
9 ルイス・スアレス 7.5
相手DFに当たったボールに瞬時に反応して、メッシの先制点をお膳立てする幸先の良い滑り出し。あの瞬発力、判断力は超一流の証だろう。デンベレのゴールの際には相手守備陣を引き付ける動きでスペースを作り、中盤が足りなくなった時は戻って献身的な守備を見せた。そして63分、ふたたびメッシのゴールをアシストした。
☆MAN OF THE MATCH
10 リオネル・メッシ 9
最初から最後まで手がつけられなかった。2分8秒のキャリア最短ゴールの先制点は、右から崩して右足でGKの股間を抜いたもの。20分には中盤でみずから奪って逆襲を展開し、相手を十分に引きつけてデンベレの移籍後初ゴールを演出。後半には先制点と同様にスアレスのアシストからGKの股間を抜いてダメ押し。チャンピオンズ・リーグ通算100ゴールを達成した大エースは、コンディションをさらに高めて、シーズンの終盤に向かう。
[交代出場]
MF
15 パウリーニョ 6.5(56分IN)
イニエスタとの交代でそのまま左サイドに入り、その後、ブスケッツの位置を担った。ワイパー役としてクリーンなディフェンスでピンチを未然に防ぎ、CKからあわやのヘディングを見舞うことも。
MF
21 アンドレ・ゴメス 6(61分IN)
スペインの月刊誌『Panenka』のインタビューで「バルサの重圧に苦しんでいる」ことを明かし、戦前は状態が心配されていたが、元気な姿を見せた。中盤でボールをキープして、良質なパスを味方に供給していた。
MF
22 アレイシ・ビダル 6(67分IN)
守備に重きを置き、持ち前の高い集中力としつこいマーキングで、右サイドを引き締めた。攻撃面での見せ場はほとんどなかったが、課されたタスクはきちんとまっとうし、勝利に貢献した。
[監督]
エルネスト・バルベルデ 7.5
ファーストレグと同じ4-4-2で臨み、中盤の右サイドにはデンベレを起用。これが見事に結果につながった。前半の2点はそのサイドを攻略したもので、メッシとデンベレのポジションチェンジも監督の指示だとすれば、それも称賛に値する。コンパクトな陣形と硬い守備組織はこれまでどおりで、デンベレやメッシ、スアレスも守備に懸命に走った。負傷明けのイニエスタ、足に違和感を訴えたブスケッツ、昨年9月(グループステージ1節)以来のCL出場となったデンベレを、それぞれにハードワーカーと交代させた采配も理にかなったものだ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●井川洋一
MF
15 パウリーニョ 6.5(56分IN)
イニエスタとの交代でそのまま左サイドに入り、その後、ブスケッツの位置を担った。ワイパー役としてクリーンなディフェンスでピンチを未然に防ぎ、CKからあわやのヘディングを見舞うことも。
MF
21 アンドレ・ゴメス 6(61分IN)
スペインの月刊誌『Panenka』のインタビューで「バルサの重圧に苦しんでいる」ことを明かし、戦前は状態が心配されていたが、元気な姿を見せた。中盤でボールをキープして、良質なパスを味方に供給していた。
MF
22 アレイシ・ビダル 6(67分IN)
守備に重きを置き、持ち前の高い集中力としつこいマーキングで、右サイドを引き締めた。攻撃面での見せ場はほとんどなかったが、課されたタスクはきちんとまっとうし、勝利に貢献した。
[監督]
エルネスト・バルベルデ 7.5
ファーストレグと同じ4-4-2で臨み、中盤の右サイドにはデンベレを起用。これが見事に結果につながった。前半の2点はそのサイドを攻略したもので、メッシとデンベレのポジションチェンジも監督の指示だとすれば、それも称賛に値する。コンパクトな陣形と硬い守備組織はこれまでどおりで、デンベレやメッシ、スアレスも守備に懸命に走った。負傷明けのイニエスタ、足に違和感を訴えたブスケッツ、昨年9月(グループステージ1節)以来のCL出場となったデンベレを、それぞれにハードワーカーと交代させた采配も理にかなったものだ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●井川洋一