[MF]
５ セルヒオ・ブスケッツ ６
攻撃では司令塔ぶりを発揮して的確な配球を見せるも、時折、パスミスで危険を招くこともあった。相手のカウンター時には置いていかれることもあったが、その後のケアはしっかりしていた。
 
４ イバン・ラキティッチ ７
豊富な運動量で中盤をケア。33分に戻しのパスでメッシの同点シュートを引き出し、73分には切り返しから左足で勝ち越しのシュートをゴール左隅に突き刺すなど、貢献度は高かった。
 
８ アンドレス・イニエスタ ６
前半はドリブルやキープ力で打開力を見せる。決定的なプレーは少なかったが、巧みなパス出しや味方にスペースを提供する動きなど、黒子的な役割を担った。
 
[FW]
☆MAN OF THE MATCH
10 リオネル・メッシ ８
大部分の時間においてトップ下でプレー。これが奏功し、後方からスピードに乗ったドリブルを仕掛け、相手DF陣を混乱に陥れた。同点弾、劇的な決勝弾の大仕事だけでなく、ラモスを退場に追い込むなど、あらゆる面で効果的なプレーを披露。マルセロとの接触で口から出血しながらも、闘志を剥き出しにして勝利の立役者となった。
 
９ ルイス・スアレス 5.5
前半はシュート２本、後半は67分にイニエスタのお膳立てによる決定機１度と、フィニッシュに絡む機会は少なく、いつもよりは目立たなかった。パス出しで貢献したりはしたものの、相手にとって脅威は半減したかも。
 
17 パコ・アルカセル ６（69分OUT）
よく動いて逆サイドまでマークする選手を追いかけるなど、守備での献身性が目立った。スアレスにチャンスも提供。56分、メッシのパスによる決定機は決めたかった。アンドレ・ゴメスと交代。
 
[交代出場]
MF
21 アンドレ・ゴメス ６（69分IN）
パコ・アルカセルに代わって登場し、左サイドでプレー。メッシの決勝点の場面では、アシストのジョルディにタイミングの良い縦パスを通した。
 
※MAN OF THE MATCH＝この試合の最優秀選手
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
文：サッカーダイジェストWeb編集部


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