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【J1採点&寸評】徳島0-1C大阪|MOMは決勝弾の加藤陸次樹!攻撃陣をけん引した乾貴士も高評価

カテゴリ:Jリーグ

岡本浩行

2021年11月04日

C大阪――乾はワールドクラスのテクニックで攻撃の核に

23 乾 貴士 7(71分OUT)
開始早々、目の覚めるようなスルーパスで徳島の最終ラインをこじ開けた。決定機にはならなかったが、優しいボールタッチやパスのセンスは、言わずと知れたワールドクラス。途中交代するまで、セレッソの攻撃の核になっていた。

25 奥埜博亮 6(90分OUT)
10分、右サイドからのCKに頭でフォアへ流し、加藤の先制ゴールをアシストした。また、数多く徳島のパスをカットし、攻撃へのスイッチを入れていた。

MAN OF THE MATCH
FW
29 加藤陸次樹 7(81分OUT)

10分、丸橋の右サイドからのニアへの低い弾道のコーナーキックに奥埜が頭で流し、フォアに走り込んで先制ゴールを決めた。このゴールで2試合連続の今季7得点目、チームのトップスコアラーとなった加藤を、今節のMONに選んだ。

34 山田寛人 6.5(71分OUT)
全体的な守備で大きく貢献し、自陣、前線を問わず奔走した。
 
交代出場
MF
10 清武弘嗣 6(71分IN)

乾に代わって出場。流れを変えることなく逃げ切りに貢献した。

FW
32 豊川雄太 6(71分IN)

山田に代わって出場。前線でのプレスで徳島を慌てさせた。

FW
22 松田 力 ―(81分IN)

ゴールを決めた加藤に代わって出場。86分、清武からのパスに走り込むが、ボールに追いつけず、ゴールラインを割る。

MF
5 藤田直之 ―(90分IN)

接触から状態を心配された奥埜に代わって出場。出場時間も短く、採点はなし。

監督
小菊昭雄 6.5

整備されたセットプレーだけでなく、小菊監督が就任して以降コンパクトな守備が際立つ。本節も、乾を中心とした攻撃陣と安定した守備陣で隙を与えなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●岡本浩行

【動画】デザインされたセットプレーから加藤陸次樹が決勝弾!徳島対C大阪のハイライト
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