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代表デビューから2年…久保建英、本格ブレイクか伸び悩みか? スペイン戦、そして五輪本大会で問われる真価

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年07月17日

「ジョホールバルの歓喜」を牽引した中田英寿も当時20歳だった

ハイレベルなチームが集結する五輪本番で久保は真価を発揮できるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 昨季スペインでも守備力や運動量の部分は課題だと言われてきただけに、それをクリアすることは必須テーマ。そのうえで、敵のゴールを一刺しするような鋭さがほしい。U-24代表の絶対的司令塔には、これまで以上の落ち着きと精神的余裕、冷静な判断力を強く求めたい。

 先のEURO2020を見渡しても、史上最年少出場を果たしたポーランドの17歳、カツペル・コズヴォフスキ(ボゴニ・シュチェチン)を筆頭に、18歳のペドリ、19歳でファイナルの舞台に立ったブカヨ・サカ(アーセナル)、4強入りしたデンマークのミッケル・デムスゴー(サンプドリア)など10代選手の台頭が大いに目立った。かつて「神童」のように扱われた久保も早いもので20歳。日本代表の中ではまだ若手の位置づけだろうが、世界的視点では成熟したフットボーラー。その自覚を改めてパフォーマンスで示すべきだ。
 
 思い起こせば、98年フランス・ワールドカップアジア最終予選で日本を「ジョホールバルの歓喜」へと牽引した中田英寿も当時20歳だった。偉大なレジェンドの存在感を凌駕して、ここまでの停滞感を打破してくれれば、金メダルを目指す森保監督にとっても心強いはず。

 本格ブレイクするか否か……。スペイン戦から始まる一連の大舞台は、久保建英の今後を大きく左右すると言っても過言ではない。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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