• トップ
  • ニュース一覧
  • 最速優勝、中村憲剛の引退、代表への思い――“川崎の星”田中碧が語る2020シーズンと未来【インタビュー】

最速優勝、中村憲剛の引退、代表への思い――“川崎の星”田中碧が語る2020シーズンと未来【インタビュー】

カテゴリ:Jリーグ

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年12月26日

今シーズン「最も衝撃を受けた選手」は?

川崎は様々な記録を塗り替えて史上最速でのJ1制覇を果たした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

――今シーズン対戦して最も衝撃を受けた選手は?

「えーと…誰かな。名古屋のマテウス選手ですかね。ひとりであれだけボールを運べて、巧さもあり、速さもあり、力強さもあって、なおかつゴールやアシストもできます。それだけではなくハードワークや守備もしっかりできる選手だと対戦してすごく感じたので、やっていて嫌だなと感じましたね」

――来シーズンに向けて改善したい点は?

「今シーズンは自分自身でもあまり納得のいくシーズンではなかったです。良い時もあれば悪い時もありましたし、その波も含めて安定したプレーを出来たかと言われればそうではなかった。そういう意味では毎試合毎試合、どんなコンディションや状況であれ、安定したプレーができるようにならないといけないなと思います。そのなかでさらにレベルアップして、圧倒的な存在になっていきたいです」
 
――来年は東京オリンピックが開催されます。代表への意欲は?

「もちろん、オリンピックのメンバーに入りたいという気持ちはあります。ただ来年はワールドカップ予選もあり、自分のなかで一番の目標はやっぱりA代表です。いまは海外でやっている選手たちで組まれていますけど、やっぱりそこに立っている選手たちとの差はすごく感じています。そういう選手たちを越えていかないと自分はその舞台に立てないと思うので、本当に自チームでしっかりと成長して、結果を残せるようにやらなきゃいけないと思っています」

――最後にともに戦い支えてくれたサポーターへのメッセージをお願いします。

「今シーズンはコロナの影響のなかで、本当にいろんな方の支えがあって自分たちがサッカーを出来ていることに本当に感謝しないといけないと思っています。また、自由な生活が出来ないなかでスタジアムに足を運んでくれるお客さん、画面越しで応援してくださるサポーターの方、そういう方々の力がなければ優勝することも出来なかったと思います。今年の天皇杯で最後勝って、そして来年のJリーグ連覇、ACLなど、またチーム全員でひとつになって、サポーターのみなさんとまた喜び合えるように頑張りたいと思います」

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
協力●DAZN

【PHOTO】川崎フロンターレが圧倒的な強さで史上最速優勝達成! 歴史に名を刻んだV戦士を一挙に紹介!
【関連記事】
「憲剛さんになることは出来ない」ベストイレブン受賞、田中碧が示す強い決意「もっと圧倒的な選手に…」
苦難のち黄金時代。1997年からの歴史を振り返り改めて分かった“川崎フロンターレの痛快劇”
<2020ベストヒット!>中村憲剛が選ぶJ歴代ベスト11「恩人のジュニーニョはやっぱり外せない!」「中盤のポイントは…」
「僕にとって1番憧れた選手」三好康児が、 “先輩”中村憲剛への熱いメッセージを公開!「自分なりに越える努力を」
「僕がいなくなっても…」FC琉球が元日本代表・小野伸二の退団を発表。気になる今後の動向は…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ