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“赤い彗星”金古聖司はいま──。高校サッカー部監督として美学を貫く40歳の「埼玉奮闘記」

カテゴリ:高校・ユース・その他

河野正

2020年09月08日

勝負の年。本庄一の選手権予選は日曜日に開幕

埼玉予選で本庄一は旋風を巻き起こせるか。最終ラインのカギを握るのがこの笠木主将(手前)だ。写真:河野正

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 新型コロナウイルスの感染拡大により、埼玉は2月の新人大会を開催しただけで関東大会とインターハイの両予選が中止。県リーグは9月5日に開幕したが、出場権を逃した本庄一は、2月2日の新人大会北部支部予選が最後の公式戦だった。

 約7か月ぶりの真剣勝負は、13日に初戦を迎える高校選手権・埼玉大会1次予選だ。H組2回戦で春日部高校と対戦することになり、笠木は「いままでの悔しい思いをぶつけながら、挑戦者として大事に戦い抜きたい」と意気込みを示した。

 福岡県で勝つことなど当たり前だった金古監督は、埼玉にやって来てサッカー人口の多さ、地域に根付いたサッカー熱に驚かされたそうだ。

「埼玉で勝つのは本当に難しい。だからこそ勝たせてあげられる指導者になりたい。今大会の目標は決勝トーナメントで上位に進むこと。一発勝負の戦いの中で成長することが一番ですが、勘違いでもいいから勢いづいたり、日替わりヒーローが出たり、自分たちの限界を超える戦いができたら面白いですね」

 学校のすぐ裏手には坂東太郎の異称を持ち、“日本三大暴れ川”としても知られる利根川が流れる。その岸辺近くで練習に励む本庄一が、埼玉大会のピッチで大暴れできるか。

取材・文●河野 正
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