僕はたくさんの人に「ありがとう」と言いたいから、自分自身が厳しく生きたい
言葉には意味がある。そして、場面に応じて適した使い方がある。
例えば、「馬鹿」という言葉は、本当の馬鹿には言えない。
何故、日本人が「馬鹿」と叫ぶ時があるか? それは「お前は馬鹿ではない」と言う意味でもある。
そんな事も分からない日本人は馬鹿だ! 日本人は馬鹿ではない……。
馬鹿に馬鹿と言ってしまっては、元も子もない。でも、馬鹿になってはいけないのに間違えた人、間違えそうになった人に、「馬鹿」と言うのは自然なことだ。
だから昔の指導者は「バカヤロー」と叫んだ。だから馬鹿と伝えている人はいる。
人間は人と人の間に生きているから人間と言う。「人」と表現する国はほとんどだけど、「人間」と表現する国は日本しかないと聞く。
日本、日本人とは素晴らしい国、国民なのだ。だからこそ日本らしく、日本人らしくいる事が大事だ。
僕はたくさんの人に「ありがとう」と言いたいから、自分自身が厳しく生きたい。楽が楽しいのではなく、苦が楽しいのだ。そうやって生きていれば、きっと幸せなんだろう。
今の世の中、厳しさと苦しさと、もっと向き合うべきだ。世の中、厳しさから苦しさから逃げる人間が増え過ぎていると思う。
だから、日本は弱い奴を助ける時代から、強い奴を育てる時代に早めに戻さないといけない……。
これは僕の考えだ。誰かの考えではなく、人から言われた事でも知恵をつけられた訳でもない。
ただ自分がサッカーを通して感じている事。僕がブラジル、サンパウロで生活し仲間と触れ合う中で感じてきた事だ。
僕の考えは、一般の企業の人と同じではないと思うし、だから誰かに強制する事でもない。誰にでも通用する「答え」とは思っていない。
正しいか? 正しくないか? と言われたら、「正しい」し「正しくない」のであろう。
ただ事実は今、そう感じているだけだ。ただ、これを感じ取れたのはサッカーがあったから。ブラジルを知ったからだ。
もし勉強だけしていたら、日本から出た事がなければ、感じ取れなかったであろう。
だから僕はサッカーに感謝。ブラジルに感謝だ。
僕に厳しさと苦しさに耐える事、そして痛みを教えてくれたサッカーに感謝なんだ……。
2019年8月20日
三浦泰年
例えば、「馬鹿」という言葉は、本当の馬鹿には言えない。
何故、日本人が「馬鹿」と叫ぶ時があるか? それは「お前は馬鹿ではない」と言う意味でもある。
そんな事も分からない日本人は馬鹿だ! 日本人は馬鹿ではない……。
馬鹿に馬鹿と言ってしまっては、元も子もない。でも、馬鹿になってはいけないのに間違えた人、間違えそうになった人に、「馬鹿」と言うのは自然なことだ。
だから昔の指導者は「バカヤロー」と叫んだ。だから馬鹿と伝えている人はいる。
人間は人と人の間に生きているから人間と言う。「人」と表現する国はほとんどだけど、「人間」と表現する国は日本しかないと聞く。
日本、日本人とは素晴らしい国、国民なのだ。だからこそ日本らしく、日本人らしくいる事が大事だ。
僕はたくさんの人に「ありがとう」と言いたいから、自分自身が厳しく生きたい。楽が楽しいのではなく、苦が楽しいのだ。そうやって生きていれば、きっと幸せなんだろう。
今の世の中、厳しさと苦しさと、もっと向き合うべきだ。世の中、厳しさから苦しさから逃げる人間が増え過ぎていると思う。
だから、日本は弱い奴を助ける時代から、強い奴を育てる時代に早めに戻さないといけない……。
これは僕の考えだ。誰かの考えではなく、人から言われた事でも知恵をつけられた訳でもない。
ただ自分がサッカーを通して感じている事。僕がブラジル、サンパウロで生活し仲間と触れ合う中で感じてきた事だ。
僕の考えは、一般の企業の人と同じではないと思うし、だから誰かに強制する事でもない。誰にでも通用する「答え」とは思っていない。
正しいか? 正しくないか? と言われたら、「正しい」し「正しくない」のであろう。
ただ事実は今、そう感じているだけだ。ただ、これを感じ取れたのはサッカーがあったから。ブラジルを知ったからだ。
もし勉強だけしていたら、日本から出た事がなければ、感じ取れなかったであろう。
だから僕はサッカーに感謝。ブラジルに感謝だ。
僕に厳しさと苦しさに耐える事、そして痛みを教えてくれたサッカーに感謝なんだ……。
2019年8月20日
三浦泰年