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「市船・黄金メンバー」がなぜ英下部リーグへ? カレン・ロバートが語る“さすらいサッカー人生” 【現地発】

カテゴリ:海外日本人

竹山友陽

2019年01月07日

オーナー兼任での日本サッカー界復帰! その真意は?

今春から約9年ぶりに日本へ戻る決断を下したカレンだが、現在は英6部でのプレーを模索している。 (C) Tomoharu Takeyama

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 結局、レザーヘッドFCで20試合で3ゴール・4アシストという戦績を残したカレンの元へは、クラブ側から延長の打診はあったが、彼は契約期間を更新せず、残りのシーズンで英6部クラブでのプレーを模索している。

 そんななか、カレンは今春から日本へ復帰することを発表した。自身がオーナーを務める千葉県社会人1部の「ローヴァーズ木更津FC」でプレーすることになったのだ。

 約9年ぶりに日本サッカー界へ復帰するカレンは、「自分がたどり着けなかったプレミアリーグで活躍する選手が出てきてほしいと強く願っています」と、“最終目標”への想いを熱く語ってくれた。

「2013年の夏にクラブを立ち上げました。イギリスには、ローヴァーズという名のつくクラブが多いのですが、調べてみると、英語で『さすらい人』という意味が出てきて、これはこれまでの自分のキャリアにぴったりな名前だと思いました。

 トップチームが木更津からJリーグを目指せるクラブにしたい。今、イギリスの下部リーグでプレーして思うのは、日本にもサッカー専用の、距離感が近いスタジアムがもっと増えてほしいということ。だから今は、4部から6部の、5000人規模のスタジアムを運営しているスタッフにインタビューしながら、どのように経営されているかを聞いて回っています」

 世界各地をサッカー選手として渡り歩き、33歳というキャリアも晩年に差し掛かろうかというタイミングで、地域リーグのクラブオーナーとして本格的な経営を始めた決断は、やはり稀有だ。

 もしもこの先、従来のサッカー選手ができなかった可能性を提示することができれば、“さすらいサッカー人”カレン・ロバートに、さらなる注目が集まることだろう。

取材・文●竹山友陽 text by Tomoharu Takeyama
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