マクロン大統領が口にした「ふたつ目の星」
ただ――。準決勝の相手は、隣国ベルギーだ。もしここで敗北するようなら、フランス人の失望は途轍もなく大きくなるだろう。
さて、朝のカフェ。やはり優勝への期待は膨らんでいた。「一番手強い相手がウルグアイだった。だからこれを下した以上は、優勝も不可能じゃない!」と大盛り上がりだ。
大会寸前にエマニュエル・マクロン大統領が口にした「ふたつ目の星」は、はたしてフランスの夜空に輝くのだろうか。ちょうど20周年の節目に、シャンゼリゼ大通りはふたたび国民の歓喜で溢れ返るのだろうか。信じすぎてはいない。だがフランスは、夢を見始めている。
文●結城麻里
さて、朝のカフェ。やはり優勝への期待は膨らんでいた。「一番手強い相手がウルグアイだった。だからこれを下した以上は、優勝も不可能じゃない!」と大盛り上がりだ。
大会寸前にエマニュエル・マクロン大統領が口にした「ふたつ目の星」は、はたしてフランスの夜空に輝くのだろうか。ちょうど20周年の節目に、シャンゼリゼ大通りはふたたび国民の歓喜で溢れ返るのだろうか。信じすぎてはいない。だがフランスは、夢を見始めている。
文●結城麻里