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【ドイツ0-1メキシコ|採点&寸評】値千金弾のロサーノがMOM。最低評価はメキシコの激しいプレスの餌食になったあのMFに

カテゴリ:国際大会

遠藤孝輔・サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月18日

メキシコ――凄まじかったカウンターのキレ。

(C)SOCCER DIGEST

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メキシコ・チーム採点 8
心身のコンディションの良さが伝わってくる内容で、とりわけカウンターの切れ味は凄まじかった。35分にはそのカウンターから、名手マヌエル・ノイアーが守るドイツ・ゴールをこじ開けることに成功。1点のリードで臨んだ後半は我慢の時間が続いたものの、早めの交代で王者に付け入る隙を与えず、前半ほどのハイペースではないにせよ、時折鋭いカウンターをチラつかせながら、ドイツの猛攻を跳ね返し続けた。落ち着いた対応で最終ラインを統率したCBのエクトル・モレーノ、豊富な運動量を駆使して攻守に奮闘したエクトル・エレーラ、中盤を巧みにコントロールしたアンドレス・グアルダード、チームに推進力をもたらしつづけたカルロス・ベラとミゲル・ラジュン、そして前線でターゲットとなり、抜群の走力とキープ力を活かしながら、カウンターに速さだけではない様々なバリエーションを与えていたハビエル・エルナンデスあたりは、高評価に値するプレーを見せた。

☆MAN OF THE MATCH
イルビング・ロサーノ

エール・ディビジ(オランダ1部リーグ)でゴールを量産し、PSVの優勝に寄与した点取り屋は、チームのために左サイドでアップダウンを繰り返しながら、35分には持ち前の得点力を発揮し、決勝点をもぎ取った。22歳と若く、ブレイク候補として期待される中で、世界王者ドイツから、名手と言われるノイアーからゴールを奪ったインパクトはやはり大きい。なにより驚くべきはそのスピードで、66分にベンチに退くまで敵に脅威を与え続けた。
 
メキシコ選手採点
GK

13 ギジェルモ・オチョア 6.5

DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 6
15 エクトル・モレーノ 7
23 ヘスス・ガジャルド 6.5

MF
7 ミゲル・ラジュン 7
11 カルロス・ベラ 7(58分OUT)
16 エクトル・エレーラ 7
18 アンドレス・グアルダード 7.5(74分OUT)
22 イルビング・ロサーノ 8(66分OUT)

FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5

交代出場
DF

21 エドソン・アルバレス 6(58分IN)
FW
9 ラウール・ヒメネス 6(66分IN)
MF
4 ラファエル・マルケス 6(74分IN)

監督
ファン・カルロス・オソリオ 7.5
 
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