西野ジャパンの全容は今なお見えてこない
またヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下では最重要戦力のひとりだった原口の起用法も3バックにこだわると見えにくい部分がある。シャドーかトップ下か、それともウイングバックか。デュッセルドルフでは4-4-1-1システムの左サイドハーフを任されていただけに、3バックシステムにはまるかは分からない。
結局のところ、「コロンビア戦に向けて、正直、まだ画が描けない」西野監督のメンバー選考からは、判断材料が乏しすぎて戦術もスタメンも読みにくい。本来なら、なにより大事なコロンビアとの初戦に向けて戦術を練ったうえで、それを体現できそうな選手をピックアップしていくのがセオリーだろう。しかし、「画が描けない」ということはとりあえずメンバーを選んだという段階なのかもしれない。
結局のところ、「コロンビア戦に向けて、正直、まだ画が描けない」西野監督のメンバー選考からは、判断材料が乏しすぎて戦術もスタメンも読みにくい。本来なら、なにより大事なコロンビアとの初戦に向けて戦術を練ったうえで、それを体現できそうな選手をピックアップしていくのがセオリーだろう。しかし、「画が描けない」ということはとりあえずメンバーを選んだという段階なのかもしれない。
不確定要素が多すぎて西野ジャパンの全容は今なお見えてこないが、ひとつ確かなのは本田、岡崎、香川のコンディションがチーム作りに大きな影響を及ぼすということだ。依然として彼らに頼るような体制はどうなのか。中島翔哉のような活きの良い選手を選んでくれたほうが、“ワクワク感”はあったが……。
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【日本代表PHOTO】ガーナ戦へ向けた招集メンバー27人
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【日本代表PHOTO】ガーナ戦へ向けた招集メンバー27人