反省点を惜しげもなく話した石井氏の"次"に期待。
初めての監督経験は、石井さんにとって苦しい日々だったと思いますが、即答で「楽しかった」と話してくれました。石井さんが大事にされてきた、鹿嶋という町やサポーターの皆さんと分かち合った勝利の味は、日々の苦しさを遥かに上回るものだったのでしょう。
同時に、反省点を惜しげもなく話してくださる姿に”次”への期待をもちました。反省点を真正面から捉えているその目は、未来を見据えているようでした。
私は将来をまるで決めていません。プロの監督という道もひとつの選択肢だと思っていますが、正直に言って、監督一本に踏み切ることは到底できていません。様々な監督と接してきて、その楽しさは容易に想像つくのですが、同時に、孤独で残酷な一面をもっている仕事だと感じるからです。
さて、今はまだ慌ててそれを決める必要もないでしょう。いずれにしても私はたくさんの方に会い、たくさんのことを学ばなければいけません。その先に私が人生を賭けて挑む道が勝手に開けて見えてくると思っています。それがどんな道なのか、私自身も楽しみにしています。
<<了>>
【プロフィール】
石井正忠(いしい・まさただ)/1967年2月1日、千葉県出身。91年に住友金属(現・鹿島)に移籍加入し、97年まで在籍。98年に福岡に移籍し、そのまま現役を引退した。99年からは指導者として鹿島に復帰。以降はコーチ、監督とステップアップし、17年5月末に解任という形でクラブを去った。鹿島在籍期間は、現役時代を含めてのべ26年。まさに常勝軍団を知り尽くした男だ。
岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。
同時に、反省点を惜しげもなく話してくださる姿に”次”への期待をもちました。反省点を真正面から捉えているその目は、未来を見据えているようでした。
私は将来をまるで決めていません。プロの監督という道もひとつの選択肢だと思っていますが、正直に言って、監督一本に踏み切ることは到底できていません。様々な監督と接してきて、その楽しさは容易に想像つくのですが、同時に、孤独で残酷な一面をもっている仕事だと感じるからです。
さて、今はまだ慌ててそれを決める必要もないでしょう。いずれにしても私はたくさんの方に会い、たくさんのことを学ばなければいけません。その先に私が人生を賭けて挑む道が勝手に開けて見えてくると思っています。それがどんな道なのか、私自身も楽しみにしています。
<<了>>
【プロフィール】
石井正忠(いしい・まさただ)/1967年2月1日、千葉県出身。91年に住友金属(現・鹿島)に移籍加入し、97年まで在籍。98年に福岡に移籍し、そのまま現役を引退した。99年からは指導者として鹿島に復帰。以降はコーチ、監督とステップアップし、17年5月末に解任という形でクラブを去った。鹿島在籍期間は、現役時代を含めてのべ26年。まさに常勝軍団を知り尽くした男だ。
岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。