【チーム採点・寸評】
仙台　６
新潟の強烈なプレッシャーを前に、前半はほとんどいいところがなかった。だがハーフタイムの各種修正が実り、特に前からのプレッシャーを“かけ返す”かたちがはまり、新潟を慌てさせた。相手が１点を守ろうと引いたところでボールを支配できるようになれば、もうペースは仙台のものとなった。野津田やクリスランの投入で圧力を強め逆転し、最後はボールキープで相手の反撃の機を確実に断ち切り、連勝を果たした。
 
【仙台｜採点・寸評】
GK
1　シュミット・ダニエル　６
CKから１失点したものの、流れの中では奮闘。特に防戦一方だった前半は、彼のセーブが相手の追加点を許さなかった大きな要因だった。
 
DF
13　平岡 康裕　5.5
「スライドが遅れた」という前半は山崎の突破を許したことが反省材料。後半は立て直し、高い位置が取れるようになった。
 
27　大岩 一貴　5.5
相手のプレッシャーを受けながらドウグラス・タンキと戦った前半は負担が大きかった。後半に持ち直して、押し上げも効かせられるように。
 
34　椎橋慧也　６（OUT　77分）
厳しい展開の前半にも、何とか持ちこたえた。主審に当たる不運も一度あったものの、積極的に縦パスを通そうとする姿勢もプラス。
 
MF
29　古林 将太　５（OUT　57分）
劣勢でも積極的にスペースを駆け上がってクロスを送ったものの、ゴールに結びつかず。もう少し味方との呼吸を合わせたいところ。
 
17　富田 晋伍　5.5（OUT　79分）
相手に攻めこまれた場面では、低い位置で防波堤になろうとしていたが負担が大きかった。後半に持ち直したが、負傷で大事をとって交代。
 
18　三田 啓貴　6.5
90分を通してみれば満足のいくできではないが、相手が引いてプレッシャーがかからなくなったところで決めた決勝点を高く評価した。
 
23　中野 嘉大　６
最初は低い位置でのプレーを余儀なくされたが、前半の終わり頃から逆襲。後半は完全に左サイドを支配してドリブルをしかけた。