【J1採点&寸評】大宮1-2FC東京|途中出場から4分で結果を残した大久保をMOMに

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2017年08月09日

FC東京――前田がJ1通算400試合出場を自ら祝うゴール。

【警告】大宮=奥井(34分)、茨田(38分)、カウエ(79分) FC東京=前田(35分)、チャン・ヒョンス(37分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】大久保嘉人(FC東京)

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[J1リーグ・21節]大宮 1-2 FC東京/8月9日(水)/NACK
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
先制点を含めて、ミスが散見される大宮の拙さに数多く救われた。局面を打開するにはどうしても個に頼らざるを得ないのが現状の苦しさを表わしているか。ただ選手それぞれの能力に疑いはなく、勝点3を掴んだ。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6
フィードでの安定感を欠くも、シュートへの反応とハイボールの対処は見事のひと言。失点シーンは相手のシュートを褒めるべき。
 
DF
4 吉本一謙 6
ボールを撥ね返す力は一日の長がある。後半途中から出てきた瀬川のスピードに手を焼いたが、しっかりとゲームを引き締めた。
 
5 丸山祐市 6
相手の裏への飛び出しをいち早くキャッチ。ケアを怠らないことでアクションを成立させない洗練さを披露するとともにビルドアップでも貢献した。
 
14 チャン・ヒョンス 6.5
多少の戸惑いはあっただろうが、水際で怖がらずに戦う姿勢は貴重。48分には抜け出したマテウスのシュートに身体を投げ出してチームを救った。
 
MF
8 高萩洋次郎 6.5
決して良くはないチーム状況でも踏ん張れるのは、高萩の気の利いたポジショニングと潰しがあるから。欠かせない戦力であることを改めて証明した。
 
2 室屋 成 6
対峙した和田を手玉に取るような場面が少なからずあった。ただ、その後のクロスは精度が高くなく決定機の演出とはならなかった。
 
37 橋本拳人 6.5
高い位置で危険の芽を察知して刈り取る。38分には江坂のパスミスに鋭く反応し、44分には強烈なミドルシュートで大宮ゴールを強襲した。
 
7 米本拓司 6(90+3分OUT)
広大なスペースカバーを一手に担う様は頼もしい。推進力を生む、という点で物足りなさが残ったために及第点とした。
 
6 太田宏介 6.5
全力でボールを追って大久保へ折り返す。今日のゲームは勝ち越し弾を生んだこのプレーだけで及第点以上を付けられる。
 
FW
20 前田遼一 6(73分OUT)
J1通算400試合出場を自ら祝う先制弾。相手に当たったボールがさらに自身に跳ね返ったものだが、形であれ結果を残したのはストライカーとして素晴らしい。
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