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【松木安太郎】ウイングのポジショニングが流れを変えた。イラク戦でもぜひ、乾貴士を使ってほしいね

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年06月08日

イラク戦では、海外組のコンディション調整が鍵を握る。

久保は45分間で交代したけど、次はもっと長い時間プレーしたいところだ。写真:田中研治

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 いずれにせよ、次のイラク戦と今回のシリア戦は、まったくの別物。本番の予選と強化試合はまったく雰囲気が違うからね。イラク戦が行なわれるイランは、テロもあったから嫌な雰囲気も感じるよ。日本の選手たちも、かなりのプレッシャーを感じているんじゃないかな。
 
 イラク戦では、海外組のコンディション調整が鍵を握ると思うね。シリア戦のように何人も変えられるわけではないから、スタメン選びを慎重にしなければいけない。守備の安定を重んじるハリルホジッチ監督のやり方を考えると、シリア戦のスタメンが最有力候補かな。ハードワークできる選手をウイングに置いて、まずは失点しない戦い方を選ぶだろう。
 
 ただ、途中からでも乾を使ってほしいね。 乾は長友のオーバーラップを上手く使えていたし、左から中央に入ってきてシュートも打てる。流れを代えられる貴重な駒だよ。
 
 シリア戦の前半で怪我した香川の状態は気になるね。協会によれば「左肩関節前方脱臼」だそうだから、次の試合は厳しいかもしれない。
 
 最終予選で日本の所属するグループは、サウジアラビア、オーストラリア、そして日本の3強。日本は両チームとの直接対決を残している。その前にどこかでつまずくのは避けたい。次のイラク戦は絶対に勝って、勝点3を持ち返りたいね。
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