【G大阪】伝説トリオが伝承する「ガンバイズム」ってなんだろう!?

カテゴリ:Jリーグ

川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)

2017年05月01日

相次ぐOBの帰還、伝承されるGの魂。

ユースチームの紅白戦を見守る宮本(右)と實好(左)。連携は縦も横も円滑で、風通しが良い。写真:川原崇(サッカーダイジェストWeb)

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 この2年の間で、ガンバの黄金期を支えたレジェンドたちが続々と里帰りを果たしている。
 
 元トップ登録選手で現在クラブの仕事に従事しているのは、宮本、實好、山口、松代、島田貴裕、朝比奈伸、青木良太、児玉新、中山悟志、そして中澤聡太と、枚挙に暇がない。山内隆司社長によると今後もOB人事を重視していくようで、他クラブに籍を置く何人かのレジェンドが帰還するだろう。ただの慣れ合い集団になるのではないか。そんな懸念の声も挙がるが、昔ながらのファンやサポーターにとってはひとつの朗報だろう。
 
 ガンバらしさを熟知するOBたちがそれぞれの立場で強化に携わり、後進に伝承し、クラブの幹は年を重ねるごとに太くなっていく――。理想的な流れじゃないかと松代に投げかけたところ、そもそも「ガンバイズムとはなんぞや」の話になった。
 
 13シーズン在籍し、ピッチ内外でクラブの浮き沈みを体感してきた守護神はこう考えている。
 
「ガンバイズムって、僕らにしても教わったものじゃないですからね。普段の練習や試合を通して、サッカーをしながら理解していった。例えば攻撃的に戦うとか、パスをしっかり繋ぐとかいろいろあるのかもしれませんけど、そういうのは個人個人が感じ取るもの。これだと決まってるものじゃない。僕らが若い選手と接するなかで、彼らが気づいて、伝わっていけばいいと思ってます」
 
 返す言葉もない。ただ深~く、頷いた。
 
取材・文:川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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