【ユベントス｜チーム＆監督　採点＆寸評】
チーム　6.5
序盤は状況に応じて陣形を変えてくる相手に翻弄され、後手の対応に終始して９分には先制点を奪われる。しかし、徐々に人を掴めるようになり、バスケス退場もあってその後は試合をコントロールする。前半終了間際にラッキーな形で得たPKで同点とできたのも大きかった。勝点１でも悪くない試合で、しっかり勝点３を持ち帰るさすがの試合巧者ぶりを見せた。
 
監督 マッシミリアーノ・アッレグリ　6.5
イグアイン＆ディバラの二枚看板を故障で欠くなか、いつもの３-５-２ではなく４-１-４-１を選択してバランスを重視。最後は５バック気味の布陣を引いて勝ち切った。
 
【ユベントス｜選手採点＆寸評】
［GK］
１ ジャンルイジ・ブッフォン　６
先制点はブラインドになっており、全盛期ならともかく39歳の今となっては止めるのは難しいか。その他は安定したセービング。
 
［DF］
23 ダニエウ・アウベス　6.5
リスク管理を徹底し、前半はビトーロ、後半はサラビオを封じ切った。いつもよりは自重気味だったが、機を見た攻め上がりも流石。
 
24 ダニエレ・ルガーニ　６
怪我のバルザーリに代わって先発出場。序盤はやや危うい対応もあったが、ボヌッチとD・アウベスのフォローもあって時間とともに安定感を増した。
 
☆MON OF THE MATCH
19 レオナルド・ボヌッチ　７
経験値の少ないルガーニをフォローしながら、２ライン間で掴みどころのない動きを見せるバスケスにしっかり対応。84分、こぼれ球を効き足ではない左足のダイレクトで叩いて、試合を決める勝ち越しゴールを挙げた。
 
33 パトリス・エブラ　5.5（72分OUT）
攻撃時にはウイングまで上がるマリアーノの対応に苦心し、ポジショニングが中途半端に。スタミナ切れも見て取れた72分に途中交代を命じられた。
 
※MON OF THE MATCH＝この試合の最優秀選手
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。