・26歳/FW/ウクライナ代表
・セビージャ→シャルケ(買い取りオプション付きレンタル)
切れ味鋭いドリブルからのパワフルなシュートが魅力のサイドアタッカー。今夏にセビージャに着任したホルヘ・サンパオリの下で清武弘嗣、フランコ・バスケス、パブロ・サラビアといった新戦力にポジションを奪われて移籍を直訴。レロイ・ザネ(→マンチェスター・C)の放出でサイドアタッカーを探していたシャルケへの加入が決定した。シャルケのマルクス・ヴァインツィール監督は「得点力が高く、スピードもあるアタッカーを獲得できて嬉しい。彼は両サイドどちらでも起用できる」と喜びのコメントを残している。

■ムニル・エル・ハッダディ
・20歳/FW/スペイン代表
・バルセロナ→バレンシア(買い取りオプション付きレンタル)
・買い取り金額:1200万ユーロ(約14億4000万円)
2014-15シーズンの国内リーグ開幕戦でデビュー戦ゴールを決めた逸材。しかし、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの壁は厚く、出場機会が限られたために伸び悩んだ。今夏のプレシーズンマッチでは3ゴールを決めるなどアピールを続けていたが、ルイス・エンリケ監督を納得させることができずに、アルカセル獲得のオペレーションに組み込まれる形でバレンシアへ放出された。ムニルはバレンシアの公式サイトを通じ、「ここで成長し、サッカーを楽しみたい」と前向きなコメントを残している。

■ロイク・レミ
・29歳/FW/フランス代表
・チェルシー→クリスタル・パレス(1年レンタル)
チェルシー加入2年目となった昨シーズンは満足のいく出場機会に恵まれず、13試合でわずか1得点と不完全燃焼。アントニオ・コンテ新監督にも評価されなかった。ポストプレーとフィニッシュスキルに優れるストライカーは、29歳とまだ老けこむにはまだ早く、2013-14シーズンにニューカッスルで師事を受けたアラン・パーデュー監督の下で再起を図る。