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【J1採点&寸評】仙台×広島|得点王のP・ウタカ欠場もなんのその。攻守で“らしさ”を取り戻した広島が年間3位に望みをつなぐ

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年08月27日

広島――守護神・林が堅守を支えれば、青山は約5か月ぶりのゴールで先制点をもたらす。

【警告】仙台=なし 広島=柏(40分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】林 卓人(広島)

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【チーム採点・寸評】
広島 6.5
得点源のP・ウタカが胃腸炎で急遽欠場するアクシデントにも、王者らしく冷静に対応。誰が出てもレベルを落とさずに戦える総合力の高さを見せつけた。水本と森﨑浩の復帰も今後の反攻に向けて明るい材料だ。
 
【広島|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
1 林 卓人 6.5
25分にR・ロペスとの1対1を間一髪足でブロックして勢いに乗ると、その後も好セーブを連発。試合終盤にも相手の決定機を胸でストップし、守護神ぶりを見せつけた。
 
DF
4 水本裕貴 6.5
右足骨折が癒え、第2ステージ初出場。ビルドアップの連係にブランクを感じさせる部分はあったが、82分にウイルソンのシュートをスライディングブロックで防いだシーンは復活を印象付けた。
 
5 千葉和彦 6.5 
仙台の強力2トップに力負けせず、「鉄板3バック」を牽引。攻撃では気の利いた縦パスでスイッチを入れるなど、攻守に安定したパフォーマンスだった。
 
33 塩谷 司 6
リオ五輪後初のスタメン起用。持ち味の攻撃に出て行く場面は多くなかったものの、守備では力強さや鋭い読みでクリーンシートに貢献した。
 
MF
6 青山敏弘 6
ピンチをしのいだ後のチャンスをきっちり決めるあたりは、さすが千両役者。価値ある先制点を挙げたが、「この1本が通れば」というパスをミスするなど、本来のパフォーマンスにはまだまだ届かないため、及第点に留めた。

14 ミキッチ 6(62分OUT)
コンディションが良く、キレのある動きを披露。次々と右サイドで1対1を仕掛け、流れを呼び込んだ。アドレナリンが出すぎてパスが来ない場面で苛立つこともあったが、与えられた役目は果たした。

18 柏 好文 6
立ち上がりから果敢にゴールにアタック。後半は押し込まれる時間も長かったが、自軍深くまで戻って粘り強く守り、菅井と激しいマッチアップを展開した。
 
25 茶島雄介 5.5(88分OUT)
A・ロペスの故障に伴い、第2ステージ初スタメン。機動力でカウンターに迫力を持たせ、自らも何度もゴールに迫った。ただし、決定機を3度逃しては及第点は与えられない。
 
28 丸谷拓也 6
地味ながら読みを生かしたポジション取りと鋭いボール奪取で中盤に安定感を生む。青山が攻撃に出ることができたのも、丸谷の存在が大きかった。
 
30 柴﨑晃誠 6.5
佐藤、茶島と絶妙なコンビネーションを披露。先制点はフリーの青山を的確に見つけ出し、2点目はこぼれ球を予測して豪快にゴールを決めるなど、クオリティが高かった。
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