ユーベはジダンの時と同じくポグバの売却益をしっかり再投資。
いずれにしても、ポグバの1億500万ユーロ+ボーナス500万ユーロは間違いなくサッカー界の新レコード。マドリー以外のクラブが史上最高額を投じたのは、実に17年ぶりだった。
ただ、今回のディールでマンチェスター・Uは各方面から大きな批判を浴びているのも事実。4年前にタダで手放した選手を超破格の移籍金記録で買い戻したやり方、そして「そもそも金額に見合う選手なのか?」という疑問符も投げかけられている。もちろん、これらの反応はポグバのパフォーマンス次第で変わっていくはずだが、現時点ではネガティブな見方が少なくない。
一方のユベントスは、今夏にポグバに加えてアルバロ・モラタを3000万ユーロ(約36億円)でR・マドリーに放出し、2人だけで1億4000万ユーロ(約168億円)の収益を得た。結果的にこれを元手にゴンサロ・イグアインをナポリから9000万ユーロ(約108億円)で、ミラレム・ピャニッチをローマから3200万ユーロ(約38億4000万円)で引き抜ぬくことに成功している。
このロジカルかつ的確なオペレーションは、当時の史上最高額だったジダンの売却益を原資にジャンルイジ・ブッフォン、パベル・ネドベド、リリアン・テュラムを獲得した、2001年夏を彷彿とさせるのだ。
今後、ポグバの移籍金記録を超える可能性があるのは現時点で、リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウド、ネイマールの3人くらいだろうが、いずれも退団の可能性は極小。当面は破られないか。
ただ、今回のディールでマンチェスター・Uは各方面から大きな批判を浴びているのも事実。4年前にタダで手放した選手を超破格の移籍金記録で買い戻したやり方、そして「そもそも金額に見合う選手なのか?」という疑問符も投げかけられている。もちろん、これらの反応はポグバのパフォーマンス次第で変わっていくはずだが、現時点ではネガティブな見方が少なくない。
一方のユベントスは、今夏にポグバに加えてアルバロ・モラタを3000万ユーロ(約36億円)でR・マドリーに放出し、2人だけで1億4000万ユーロ(約168億円)の収益を得た。結果的にこれを元手にゴンサロ・イグアインをナポリから9000万ユーロ(約108億円)で、ミラレム・ピャニッチをローマから3200万ユーロ(約38億4000万円)で引き抜ぬくことに成功している。
このロジカルかつ的確なオペレーションは、当時の史上最高額だったジダンの売却益を原資にジャンルイジ・ブッフォン、パベル・ネドベド、リリアン・テュラムを獲得した、2001年夏を彷彿とさせるのだ。
今後、ポグバの移籍金記録を超える可能性があるのは現時点で、リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウド、ネイマールの3人くらいだろうが、いずれも退団の可能性は極小。当面は破られないか。