０－７で大敗したノッティンガム・フォレスト戦以降、リーグ戦で３連勝。11月下旬から勝てない期間は長かったが、ここにきて確実に調子を上げている。実際にチームでプレーをしている選手は、その違いをどのように感じているのか。

「相手との兼ね合いが多くあると思うんで、先に先制点を取ることも大事ですし、自分たちがプレスをかけてショートカウンター気味にいってる時は上手くいってる時はありますし、相手がプレスをかけてくれればスペースがあって上手くいっている印象があるんで、いい部分が出てる試合が多いですね」

　その好調なチームの中心として、欠かせない存在と目されているのがこの日本代表だ。最近は、再び現地メディアにも取り上げる機会が増えているが、本人の意識はそこには向いていない。

「結果が出れば、そういう風に見られるところはわかりますけど、チームがうまくいっているってところで結果が出てるだけだと思うんで。前の選手が得点決めないと勝てないですし、得点を決める選手にフォーカスするのはわかりますけど、チームとして上手くいっているっていうのは間違いなくありますね」
 

　大事なのはチーム。そして目標はあくまで欧州カップ戦への出場である。残りのシーズンは、そのターゲットに向かいまい進し続けるのみである。

「チームの成功が一番ですし、チャンピオンズリーグに出たことのないチームなので、そこは間違いなく全員が目標にしていると思います。だけど、もちろんヨーロッパリーグ出ることも前回は快挙でしたし、それにもう１回出るというのも大事。僕自身、というよりは、常にそのヨーロッパの舞台で戦うという、その別のレベルの高いところで戦うというのは、選手として、間違いなくいい経験になりますし。僕もヨーロッパリーグで、怪我で最終的に出られなかったんで、そこの経験をもっとしたい気持ちはあります」

取材・文●松澤浩三

【記事】「メッシのようだ。天才的なプレーだった」三笘薫の“衝撃弾”を辛口の元英代表DFもベタ褒め！「いま見たものは何だ？ミトマはとんでもない」

【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選！