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【リオ五輪代表】手倉森監督が伝えたガーナ戦の意義。「被災地・熊本の希望になろう。その覚悟を示せと言って送り出した」|記者会見全文

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年05月12日

選手の成長に手応え。「ボランチの層が間違いなく厚くなっている」

アフリカ勢の身体能力にも屈しなかった橋本。本大会のメンバー入りに一歩前進したか。(写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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――今日の試合を受けてオーバーエイジの必要性を感じる部分はありましたか。
 
 浅野が『オーバーエイジはいらない』と言ったという記事を読みました。そのわりに点を取らなかったな、と(笑)。まあ、今日感じたのはボランチの層が間違いなく厚くなっているなというところでしょうか。

 今日の橋本などはリーチもあって、足の長いアフリカ勢に対しても攻撃の芽を摘んでくれていた。ものすごく可能性を感じました。(遠藤)航を忘れさせてくれるくらいの活躍だったな、と終わった直後に霜田代表チームダイレクターとも話しました。
 
 あとセンターバックは申し分なく良くなってきているな、と。怪我が相次いでいる中列とサイドバック、あとはもう少し前に収まりが欲しいのかなという気はしています。
 
 ただ、彼らは目一杯の状態ではなくて、伸びしろが十分にあるなとも感じています。本当に彼らがオーバーエイジ要らないと言えるくらいのパフォーマンスを続けてくれれば、自分の決断も変わってくるのかなと思います。でも、オーバーエイジを呼ぶ気があるのだと言い続けて彼らの成長が早まればいい。オーバーエイジとも競争してくれと言いたいです。
 
――五輪のメンバー選考に向けて、あらためて思っていることはありますか。
 
 U-23世代、アクシデントが本当に続いて、怪我人が出ています。でも、代わり得る選手たちが出てきている。活動を始めてから3年、いろいろな制限が(選手招集に関して)ある中で、その時のベストは呼べませんでした。それでもやり続けてきた結果、π(パイ)が広がってきているなと可能性をものすごく感じているところです。
 
 それでも、期限には18人に絞らないといけない。良い状態だなと思っています。厳しい決断をしなければいけない時が来るわけですが、でも本当に厳しい競争を勝ち抜いた選手たちは間違いなく、メダルの可能性を持った選手たちになるだろうなと期待しています。
 
――植田選手をキャプテンにしましたが、それは試合の意味付けを考えてのことですか。
 
 そうですね。彼は熊本の出身者。日本を代表して頑張っている姿、そのリーダーなんだという姿、特に今日に関しては本当にリーダーになってもらわないと困るということで託しました。選手たちもそれに賛同してくれました。そして試合が終わったあと、このチームを彼が締めてくれました。『熊本のためにありがとう』と。本当に良いリーダーシップを発揮してくれたなと思います。
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