【パリSG｜チーム＆監督 採点＆寸評】
チーム　５
ファーストレグにアウェーゴールを２つ食らったため、勝ち抜けにはゴールが必要だったが、前半は67％のボールポゼッションを誇りながらほとんどチャンスを作れず。後半も崩しからフィニッシュが機能せず、先に失点して万事休す。４シーズン連続でベスト８の壁に屈した。２試合トータルで見れば、攻撃に変化を付けるヴェッラッティの不在が響いた。
 
監督 ロラン・ブラン　５
D・ルイスとマテュイディの出場停止を受けて、本来の４-３-３ではなく３-４-１-２を選択。T・モッタの負傷交代後は４-３-３に戻し、ルーカス、パストーレと攻撃的なカードを切ったものの、いずれも試合の流れを変えるには至らなかった。
 
【パリSG｜選手採点＆寸評】
［GK］
16 ケビン・トラップ　６
アグエロを引っかけてPKを与えるも、相手のミスで事なきを得る。失点シーンは数人がブラインドになっており、シュートも正確で強烈だった。責められない。
 
［DF］
２ チアゴ・シウバ  6.5
ファーストレグに続いてほぼ完璧な対応を見せ、不安定極まりなかったオーリエを巧みにフォロー。65分のCKでは、相手のマークを外して惜しいヘディングシュートも。
 
５ マルキーニョス　６
３バックの左、アンカー、４バックのCBと１試合で３つのポジションをこなす。とりわけ守備の局面では安定感があった。
 
19 セルジュ・オーリエ　５（61分OUT）
本職の右SBではなく、３バックの一角として先発。28分にパスミスからPKを誘発し、その後も判断ミスを繰り返す不安定な出来に終始。61分にはベンチに下げられた
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。