「自分の力のなさを痛感」
今季のブライトンには勝利に持ち込む“Xファクター”、すなわち「決め手」が不足している。昨季であればそれが三笘であり、ソリー・マーチであり、アレクシス・マカリステルであり、もしくはエバン・ファーガソンだったり、チーム内のほかの選手だった。
翻って今季は主力の複数人放出と怪我人多発による戦力不足。さらに、リーグ戦とヨーロッパ・リーグと二足の草鞋により、低調なパフォーマンスからの改善が困難になっている。
三笘もまた、チーム状況の変化や過密日程からくる疲労、さらに負傷もあり、今シーズンは実力を出し切れずにいる。
翻って今季は主力の複数人放出と怪我人多発による戦力不足。さらに、リーグ戦とヨーロッパ・リーグと二足の草鞋により、低調なパフォーマンスからの改善が困難になっている。
三笘もまた、チーム状況の変化や過密日程からくる疲労、さらに負傷もあり、今シーズンは実力を出し切れずにいる。
試合後、筆者は「順調に来ていたプロキャリアの中では、初めての壁と言えるか」とぶつけてみた。しかし26歳は「いや、壁とは全く感じてないですけど」と切り返して、こう続けた。
「チームの実力がそれまでってことですし、壁というよりももっともっとできることはあると思います。自分の力のなさを痛感して、また成長すればいい話かと思いますけどね」
強がりかではない。向上心の強い彼だからこそ、本心の言葉だと思う。さらなる成長を遂げた三笘が、再びプレミアリーグを席巻してくれる瞬間が待ち遠しい。
取材・文●松澤浩三
「チームの実力がそれまでってことですし、壁というよりももっともっとできることはあると思います。自分の力のなさを痛感して、また成長すればいい話かと思いますけどね」
強がりかではない。向上心の強い彼だからこそ、本心の言葉だと思う。さらなる成長を遂げた三笘が、再びプレミアリーグを席巻してくれる瞬間が待ち遠しい。
取材・文●松澤浩三