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「実力かな」「最初からやるべき」終盤に決定機逸の三笘薫、試合後にこぼした本音。「プロで初めての壁か?」との問いには...【現地発】

カテゴリ:海外日本人

松澤浩三

2023年12月12日

「もっといいとこに打てたと思います」

 迎えた試合終了間際。アディショナルタイムに突入してから7分目に、三笘に特大のチャンスが訪れる。ギルモアが右サイドからクロスをファーサイドへ送ると、そこで待っていた22番が身体を倒しながらボレーシュート。しっかりと枠を捉え、ブライトンサポーターはゴールを確信した。しかし、この日ファインセーブを連発していたトラッフォードに阻まれて、惜しくも決勝弾とはならなかった。
【動画】三笘が悔やんだ試合終了間際のビッグチャンス
 そのまま試合は終了し、ブライトンは引き分けに持ち込んだ一方で、攻勢を続けながらも逆転勝利までは届かなかった。

 三笘は「もっと最後のような展開を最初からやるべきですし、自分もチャンスあった。まあ実力かなと思います」とサバサバと語り、前述のボレーシュートの場面についても「枠内だけ意識しましたけど。もっといいとこに打てたと思いますけどね」と反省した。
 
 勝てそうで勝てない、それが最近のブライトンである。好調なスタートを切ったものの、直近のリーグ戦10試合は2勝5分け3敗。この状況に、デ・ゼルビ監督は試合後、次のように話している。

「フラストレーションを募らせている。帰宅して、どうやったらこういった試合で勝てるのか考え続けている。我々は良いチームだが、まだトップチームではない。トップチームであれば(引き分けた)フラム戦、シェフィールド・ユナイテッド戦、そして今日の試合も勝っていたはず。これら3試合で、チームは勝利に値するパフォーマンスをしていた」

「なぜ勝てないか?ブライトンの監督がまだトップレベルではないからだ。今日も29本もシュートを放った。フラム戦では25メートルからのミドルシュートを決められ、今日の試合も20メートルから豪快に決められた。シェフィールド・ユナイテッド戦では退場者が出た。これらの試合に勝っていれば、我々は現在リーグ3位のポジションにいるんだけどな」

 指揮官が話すように、紙一重なのかもしれない。一方で、昨季のような勢いがないために勝ちきれないのである。
 
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