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『シティ・フットボール・グループ』の最高執行責任者に直撃!「日本はとくに重要なマーケット」「マリノスとの関係はユニーク」。理念とビジョンに加えグループ化のメリットにも言及【独占インタビュー】

カテゴリ:ワールド

加藤紀幸(ワールドサッカーダイジェスト)

2023年08月15日

ソリアーノCEOとは毎週月曜日に…

ムバラク会長(右)とソリアーノCEO(左)。ロエル氏はこの2人とも緊密な関係を築き、定期的にミーティングも実施している。(C)Getty Images

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――マンチェスター・シティのカルドゥーン・アル・ムバラク会長やフェラン・ソリアーノCEO(最高経営責任者)とは、密接にコミュニケーションを取っているのでしょうか?
 
 はい、我々は非常に緊密なチームであり、つねに互いを支え合っています。我々はとてもラッキーです。非常に素晴らしい株主(アブダビ・ユナイテッド・グループ)に支えられていますし、ムバラク会長もこの『シティ・フットボール・グループ』に対して長期的なビジョンを持っていて、いろいろとサポートをしてくれています。例えば、少なくとも月に1回はマンチェスターに足を運び、我々とミーティングをしています。

 ソリアーノCEOとはもっと緊密です。毎週月曜日にCEO、そして私、他のマネジメントチーム、フットボール関連のスタッフ、スポーツディレクターなどを交えたミーティングを実施していますので。理想的な協力関係が築かれており、有益なディスカッションをしています。
 
――『シティ・フットボール・グループ』において、ロエルさんがもっともやり遂げたとり思える仕事は何ですか?
 
 この職に就いてまだ3年ほどですので、多くはこれから達成していくことになるはずです(笑)。一番大きな達成は、ファンの数を伸ばしたことに加え、多くのクラブ、とくにマンチェスター・シティのブランディング面だと思います。私がずっと重視しているのは、ファン、あるいは消費者にとっての「最高の経験」を生み出していくことです。これはスタジアムに来てもらう時だけではありません。ファンの方々がコンテンツに触れた時、例えばクラブについての記事を読んだ時、映像を見た時なども含まれます。「最高の経験」を提供しつづけることで、フットボールクラブは正しく位置付けされて、価値を高めていけると、そう確信しています。
 
 取材・文●加藤紀幸(ワールドサッカーダイジェスト)
 
Roel DE VRIES(ロエル・デ・フリース)
多岐に渡るグローバル企業の幹部職を過去25年に渡り歴任。日産自動車でもキャリアを積んだ。『シティ・フットボール・グループ』では、CEO直属でクラブ事業運営におけるリーダーシップとコーディネーションの役割を担うCOOとして敏腕を発揮している。1968年、オランダ出身。
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