その後、猶本のフリーキックがポストを叩くなど、ゴールに結びつきそうなシーンはあったが、２－２のスコアのまま、試合終了の笛が吹かれた。
連勝記録を10に伸ばすことはできなかった浦和Lだが、ベレーザとの差は維持したまま（２位の INAC神戸レオネッサとは「２」縮まって４差となったが）で、価値の大きい引き分け。同点に追いつくだけでは足りなかったベレーザにとっては、前節に続いて痛いドローだった。
浦和Lの楠瀬直木監督は「この雨のなかでも、非常にエキサイティングなゲームができてよかった。ベレーザとはWEリーグを代表するチームとして良い戦いができたと誇らしい気持ち」と語る表情からも、この日の戦いからの充実感がうかがえた。
雨のなかで見応えある熱戦に
来週は、I神戸との首位攻防戦が待ち受ける浦和L。優勝へ向けて、もうひとつの重要なゲームをどう乗り切るか。
ベレーザの木下からは、昨季の I神戸戦と同様に「自分の実力不足」という言葉が出た。
「今日はゴールのタイミング以前にペースを握られていたこと自体に反省。（最後も）同点ゴールが入ったことで、流れが来た。今日は、意図的に試合を動かし、自分たちのペースへ持っていくことができなかった。やり方ではなくて、自分たちの実力の問題」
ゴールデンウィーク最終日の開催で、観客数は1,430人。悪コンディションのなかでも多くの見せ場を作った両チームのプレーは、さらに多くの人に見てもらいたかった。その機会を奪った雨と寒さが恨めしい。
取材・文●西森彰（フリーライター）
【厳選ショット】降りしきる雨の中、WEリーグの名門同士が激突！｜浦和L ２－２ ベレーザ
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ベレーザの木下からは、昨季の I神戸戦と同様に「自分の実力不足」という言葉が出た。
「今日はゴールのタイミング以前にペースを握られていたこと自体に反省。（最後も）同点ゴールが入ったことで、流れが来た。今日は、意図的に試合を動かし、自分たちのペースへ持っていくことができなかった。やり方ではなくて、自分たちの実力の問題」
ゴールデンウィーク最終日の開催で、観客数は1,430人。悪コンディションのなかでも多くの見せ場を作った両チームのプレーは、さらに多くの人に見てもらいたかった。その機会を奪った雨と寒さが恨めしい。
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