【J1採点&寸評】仙台×名古屋|内容でも結果でも圧倒。第1ステージ最終戦は仙台に軍配

カテゴリ:Jリーグ

小林健志

2015年06月28日

攻守に良いところは少なく、布陣変更も効果は…。

貴重な先制弾を決めた野沢。攻撃では特別な存在であることを示し続けた。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 6
ビッグセーブがなければ、あわや大量失点。2失点とも責任はなく、やむを得なかったと言える。
 
DF
3 牟田雄祐 5
奥埜に懐に潜り込まれ、金園との競り合いで苦戦。中盤からの飛び出しにも苦慮した。
 
5 大武 峻 5
相手攻撃陣に食いつき過ぎ、軽率なファウルを取られたりスペースを空けたりでバランスを崩す。
 
2 竹内 彬 5.5
劣勢のなかで身体を張った守備を見せたが失点を防げず。布陣変更のため前半で交代。
 
MF
6 本多勇喜 4.5
攻撃でほとんど存在感を見せられず。守備も自身の背後のスペースを突かれてしまった。
 
14 田鍋陵太 4.5
守備の軽さ、球際の弱さから相手に再三ボールを奪われる。攻撃でも持ち味を出せず。
 
20 矢田 旭 4.5
決定機につながるパスを出せず、軽い守備ばかりが目立ってDF陣に負担をかけ続けた。
 
10 小川佳純 5
時折ゴール前に顔を出して決定機を生み出した。守備は後手に回ってファウルが多かった。
 
11 永井謙佑 5
スピードを活かした突破を仕掛けるも、仙台守備陣に上手く外に逃がされて孤立無援に。
 
22 小屋松知哉 4.5
自慢のスピードも脅威とならなかった。周囲と呼吸が合わずにボールを失う場面が目立った。
 
FW
18 ノヴァコヴィッチ 5.5
前半は良いボールを受けられず。後半は決定機を作るも、シュートを決めきれなかった。
 
交代出場
32 川又堅碁 5
後半頭から途中出場もシュートは0本。負傷明けで、本調子からはほど遠い出来だった。
 
35 田中輝希 5.5
2点ビハインドの場面での投入でなにかを起こそうと懸命だったが、連係が合わなかった。
 
34 グスタボ -
試合の流れに乗れず、5分強の出場時間ではほとんどボールに触ることができなかった。
 
監督
西野 朗 4.5
負傷者が多い苦しさは理解できる。だが守備の不安定さは評価を落とし、布陣変更も不発だった。
 
取材・文:小林健志(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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