GK　
21　菅野孝憲　5.5
前半早々に迎えたピンチはポストに助けられる。その後はほぼ安定していただけに、84分の失点は悔やまれる。
 
DF      
27　キム・チャンス　5.5
マッチアップした伊東を徹底してマーク。失点場面では、阿部拓のシュートに足を伸ばしたが、わずかに届かず……。
 
４　鈴木大輔　６
阿部拓、伊東のスピードに手を焼きながらも、対人や空中戦での強さは際立った。失点するまでは、ほぼミスのない安定した出来。
 
13　エドゥアルド　６
CBでコンビを組んだ鈴木との連係に大きな乱れはなく、最終ラインからのビルドアップも忠実にこなした。
 
 
22　輪湖直樹　５
松橋の攻め上がりを警戒し、オーバーラップは数えるほど。自陣からのロングフィードやパスは正確性を欠いた。
 
MF     
７　大谷秀和　６
目立ったプレーはなかったが、要所は抑える。試合を通じてムラはなく、守備時にはスペースを的確に埋めた。
 
28　栗澤僚一　６
相手最終ラインとボランチのスペースでパスを受け、クリスティアーノの攻撃力を活かすなど気転の利く働きを示す。
 
17　秋野央樹　６
縦パスでスイッチを入れつつ、最終ラインもカバー。状況に応じて、臨機応変に立ち振る舞った。
 
FW
９　工藤壮人　５
味方からのボールが収まらず、存在感は終始希薄に。シュート０本のまま、後半途中にピッチを去る。
 
11　レアンドロ　5.5
フリーにさせると怖さはあったが、中盤までボールを受けに下がったためか、ゴール前で脅威を与えたシーンはなかった。
 
30　クリスティアーノ　6.5
前半は目立てずも、63分に絶妙なシュートで古巣から先制点を奪う。その後も何度か果敢な突破でDFを翻弄した。
 
交代出場
MF
15　武富孝介　5.5
相手最終ライン手前でエドゥアルドからパスを引き出し、クリスティアーノの先制点をお膳立て。迫力はなかったが、貴重な働きは示した。
 
監督
吉田達磨　5.5
終盤、守備を固める準備を進めた矢先に同点弾を献上。交代カードのタイミングがわずかに遅かった。
 
取材・文：橋本 啓（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。