原口は2試合とも“12人目のレギュラー”でスタンバイ
ホームのオーストラリア戦に向けてはサウジアラビア戦から林大地、浅野拓磨、三好康児、柴崎岳、橋岡大樹、室屋成、植田直通、板倉滉、菅原由勢、シュミット・ダニエル、中村航輔の11人を欧州の所属クラブに返して、代わりに国内で準備していた大迫、前田大然、江坂任、稲垣祥、酒井宏樹、山根視来、中谷進之介、谷口彰悟、長友、権田修一、谷晃生が加わる。
要するにサウジアラビ戦から約半数が入れ替わる形となる。“変則型ターンオーバー”と言ってもオーストラリア戦は日本サッカーの命運がかかる試合であり、森保一監督がラージファミリーとして考えているなかから現時点のベストチョイスを考える必要がある。あまり冒険的な選考はしないはずだが、その中で江坂、稲垣、中谷、谷口は近い時期の代表経験がある選手たちなので、チームにフィットさせやすい。
Jリーグの得点ランキングでトップに躍り出た前田は、いわゆるフルメンバーのA代表が初となるが、東京五輪など森保監督の下での経験は豊富で、メンタリティ的にも不安は無いだろう。欧州組でも鎌田、南野、遠藤、吉田、冨安は現在の中心メンバーで、オーストラリア戦でも引き続き必要になる。最終予選の経験が豊富な川島の存在も重要だ。
要するにサウジアラビ戦から約半数が入れ替わる形となる。“変則型ターンオーバー”と言ってもオーストラリア戦は日本サッカーの命運がかかる試合であり、森保一監督がラージファミリーとして考えているなかから現時点のベストチョイスを考える必要がある。あまり冒険的な選考はしないはずだが、その中で江坂、稲垣、中谷、谷口は近い時期の代表経験がある選手たちなので、チームにフィットさせやすい。
Jリーグの得点ランキングでトップに躍り出た前田は、いわゆるフルメンバーのA代表が初となるが、東京五輪など森保監督の下での経験は豊富で、メンタリティ的にも不安は無いだろう。欧州組でも鎌田、南野、遠藤、吉田、冨安は現在の中心メンバーで、オーストラリア戦でも引き続き必要になる。最終予選の経験が豊富な川島の存在も重要だ。

J復帰の長友(写真)や大迫らは敵地でのサウジ戦を見合わせて、国内でしっかり調整したうえで、ホームでの豪州戦で力を発揮してほしい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)
柴崎はサウジアラビア戦でフル稼働してもらい、国際Aマッチデーにもリーグ戦があるレガネスに復帰させたほうが良いと判断した。堂安も国内で調整できる伊東が合流する前提で考えれば、早めにPSVに戻ってアピールしてもらうほうが今後につながりそうだ。
原口には2試合ともに“12人目のレギュラー”として備えてもらいたい。代わりにJリーグで好調の江坂や前田を加えたのは、日本をよく知るオーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が読みにくい攻撃のカードを増やしたい狙いもある。
そのほか、欧州組のオナイウ、守田英正、田中碧、中山雄太は2試合の両方で起用される可能性を想定している。最終予選の命運がかかるシリーズと言っても過言ではなく、結果によっては森保監督の去就にも影響しうる2試合となるが、だからこそ変に保守的なプランで消化不良に終わることがないよう、協会をあげてベストのサポートで臨んでもらいたい。
取材・文●河治良幸
【PHOTO】パナソニックスタジアム吹田に駆けつけた日本代表サポーターを特集!
原口には2試合ともに“12人目のレギュラー”として備えてもらいたい。代わりにJリーグで好調の江坂や前田を加えたのは、日本をよく知るオーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が読みにくい攻撃のカードを増やしたい狙いもある。
そのほか、欧州組のオナイウ、守田英正、田中碧、中山雄太は2試合の両方で起用される可能性を想定している。最終予選の命運がかかるシリーズと言っても過言ではなく、結果によっては森保監督の去就にも影響しうる2試合となるが、だからこそ変に保守的なプランで消化不良に終わることがないよう、協会をあげてベストのサポートで臨んでもらいたい。
取材・文●河治良幸
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